5年/生徒会長
田中 光太 さん
私は、今、修道中学校 修道高等学校の生徒会長を務めています。2年生の時に生徒会という“得体の知れない”存在に興味を持ち、活動に加わりました。そしてさまざまな役職を歴任し経験を積む中で、「生徒会長になるべきは自分しかない」と決意し、立候補しました。生徒会長になって感じることは、判断の難しさと伴う責任の重さです。自分の決定が生徒会役員の仲間達を動かし、全校生徒1,800人の行動を変え得る立場であることを念頭に置き、「修道魂」を胸に全力で取り組んでいます。
2015年の春、ニューヨークで開催された「核不拡散条約(NPT)再検討会議」に高校生特使として派遣されました。被爆地・広島の若者を代表して、核兵器廃絶を求める署名を国連に提出したり、フォーラムで発表したりする場を得ました。また、現地の高校生と交流する機会もありました。
これらの活動を通じて、私達一人ひとりの力は決して無力なものではなく、大きな意志や力になり得るのだということ、そして私達若者が将来の世界を率いていくのだという自覚を得、使命を認識することができました。
私は将来、家業を継承しようと考えていて、太陽光発電や水素エネルギーなど次世代のエネルギー利用に挑戦し、家業をさらに発展させたいと思っています。今は、大学受験に向けた勉強や多種多様な経験を積むことに努めています。修道という学校は、ハイレベルな学習環境が整っていて、生徒一人ひとりの個性が非常に豊かです。
私自身、修道が大好きですし、修道生であることを誇りに思っています。修道で学び得たことは、私の将来の力になると確信しています。みなさんも修道に入って本当に良かったと胸を張れる時が必ず来ます。一度しかない青春時代を、修道で過ごしてみませんか。
学年およびメッセージ内容は2020年取材時のものです。