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2021年2月19日

修道高等学校 入学試験結果概要

◆受検者数・合格者数・合格者平均点・合格最低点(過去5年間)

 

2021年度 2020年度 2019年度 2018年度

2017年度

募集定員

約15名 約13名 約15名 約20名

約20名

志願者数

16名 18名 23名 28名

30名

受検者数

9名 10名 13名 24名

19名

合格者数

7名 8名 8名 6名

13名

合格者平均点

192.6 184.5 198.6 234.7

197.8

合格最低点

174 154 172 215

162

◆適性検査科目・時間・配点・受検者平均点・最高点(昨年度比較)

科目

国語

英語

数学

総点

時間(分)

60

60

60

配   点

100

100

100

300

2021年度平均 61.9 53.4 62.6 177.9
2021年度最高 73 93 79 242
2020年度平均 62.1 53.6 54.0 169.7
2020年度最高 82 70 72 209

【2021年度入試に関して】

◆入試結果について

今年度の受検者平均点は、昨年度と比べて総点で約8点上がりました。各教科の問題の難易度は、国語と英語は昨年と同レベル、数学が昨年度よりやや易化したようです。合格者最低点は約20点上がっています。

◆志願者数について

昨年度より、志願者数は2名減り、16名となりました。県外からの志願者が複数名いらっしゃいました。

◆合格者数について

合格者は7名で、昨年度より1名減りました。本校の中高一貫カリキュラムに対応できる学力を有すると判断したみなさんを合格といたしました。今後も、4月からの高校生活に備え、日々の学習に励んでください。
また、次年度以降、本校の受検をめざす中学生のみなさんは、以下に述べる各教科の講評も参考にし、真の学力を高めていきましょう。

◆各科目の詳細について

【国語】

1 今年度の問題の難易度あるいは特徴的な問題の傾向・出題のねらいなど
難易度は高校入試としては標準的です。
問題の傾向としては、大問一では、オーソドックスな評論の読解に加えて、筆者の主張を踏まえた上で敷衍して思考ができているかを出題しました。大問二では、主人公を取り巻く複数の登場人物との関わりの中で、主人公が自分のあり方を顧みるプロセスの把握ができているかを出題しました。

2 採点上の気づき・受検生のみなさんの解答の特徴・傾向など
漢字の正答率は全体で60%でした。受検生には特に「静寂」が難しかったようでした。
大問一については、記号はほぼ正解でした。また記述も得点のない受検生はほとんどいませんでした。
大問二についても、全体的によく解けていましたが、問六の記述問題に苦戦した受検生が多かったようです。

3 来年度以降本校を受検する生徒のみなさんへの要望・合否のカギなど
中学校の授業で扱った国語の教科書の文章は、要約しておきましょう。また、授業で扱っていない文章も読んで、要約しておくと大きな力となります。
学校の授業とは別に読書もしましょう。説明文や小説を多く読んでおくことは、単に入試で役に立つばかりではなく、高校に入学してから、さらには大学進学後、大人になってからも役に立ちます。
知性を高める意識を持って上に記したことを取り組めば、容易に合格できます。

4 著作物の利用
David Robert Grimes(デヴィッド・ロバート・グライムス)〈 翻訳:長谷川 圭(はせがわ・けい)〉『まどわされない思考』 角川書店
夏川 草介(なつかわ・そうすけ)『勿忘草の咲く町で』 角川書店

【英語】

1 今年度の問題の難易度あるいは特徴的な問題の傾向・出題のねらいなど
大問1は冒険小説なので、情景を思い浮かべることが特に大事になってきます。大問3では全体を読ん
で情報を得る力が試されました。大問4は誤文訂正です。基礎的な文法力を見る問題でした。大問6の自由英作文では自分の考えの理由を説明する力が問われます。大問7の英作文では身につけた文法・語法を使っての発信力が試されました。
大問1~3が例年に比べ、文章がやや長かったです。大問4、5、7は例年と同じレベル、大問6は例年よりも語数が少なかったですが、論理的な思考力が必要です。

2 採点上の気づき・受検生のみなさんの解答の特徴・傾向など
英語を読んだり書いたりするのには基本的な英文法・語法力が不可欠ですが、例年に比べて文法力が弱い印象を受けました。また、中学1年生からの教科書に出てくる単語は書けるようにしておきましょう。
英作文では冠詞のミスが目立ちました。細かいところにも気を配りましょう。長文問題はかなり分量がありましたが、あきらめずに最後まで解答してくれた受験生が目立ちました。

3 来年度以降本校を受検する生徒のみなさんへの要望・合否のカギなど
教科書レベルの単語、文法はしっかり身につけてください。自分の意見を述べるときは、日本語であれ英語であれ、理由を言えるよう論理的に物事を考えるようにしましょう。また、長文を意味を考えながら丁寧に読む練習をしてください。

4 著作物の利用
出典:Jules Verne, Twenty Thousand Leagues Under the Sea, OXFORD UNIVERSITY PRESS,
2010, pp.2-8

【数学】

1 今年度の問題の難易度あるいは特徴的な問題の傾向・出題のねらいなど
毎年、基本的な問題と応用力が必要な問題をバランス良く出題するように心がけています。今年度の平均点は62.6点で、昨年度の54.0点よりアップしました。1は、中学校で学んだ基本事項がどの程度身についているかどうかを試す問題です。2は、関数のグラフの問題で、1次関数と2乗に比例する関数の融合問題です。(3)、(4)は計算力が必要です。3は、新傾向の問題です。
実験的にブロックを何段か敷き詰めていけば周期性に気づくはずです。初見の問題にもあきらめずに試行錯誤しながら取り組んでほしいという願いから出題しました。4は、平面幾何の問題です。
(3)の証明問題は慣れていないタイプかもしれません。(4)は思考力が必要なやや難しい問題です。

2 採点上の気づき・受検生のみなさんの解答の特徴・傾向など
コロナ禍で受験勉強が予定通りに進んでいない受検生がいると思い、出来を心配していましたが、平均点は予想以上に高く、受検生の皆さんはよく健闘していました。標準偏差は昨年度より低くなり、得点の散らばりは少なくなりました。1は、概ね出来は良く、中学校で習得すべき基本事項はほとんどの受検生が身につけていました。(4)の自然数の個数の問題と(5)の確率の問題は予想に反して出来ていませんでした。2、3がどこまでできていたかで、得点に差がつきました。2は、(4)の出来が良くなかったです。3は、初見の問題でしたが、多くの受験生があきらめずに取り組んでくれました。(3)の文字を使って一般化する問題は難しかったようです。4は、受検生にとって最も難しかったようです。多くの受検生は図形問題に苦手意識を持っているのかもしれません。(3)の証明問題は白紙答案が多く、残念でした。(1)は平面幾何の基本定理を身につけていればできるはずです。

3 来年度以降本校を受検する生徒のみなさんへの要望・合否のカギなど
高校で数学の力を伸ばすのに最低限必要なものは、正確で迅速な計算力です。中学3年生になると、因数分解や無理数を学習して計算が一段と手強くなります。計算力はやればやるだけ伸びますので、しっかり練習してください。学校の定期テストで良い点を取ったことに満足せず、どんどん高校入試用の問題集を使って力をつけてください。入試問題は色々な分野の融合問題が多く、中学校で学んだすべての事項が有機的に理解できているかを知る目安になります。

以上