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2015年11月27日

全日本高校生模擬国連大会に参加して

4年 福原健汰

夏休みに県外であったリーダー育成合宿で、社会人の方に模擬国連について聞いたのをきっかけに興味を持ちました。そして広島に帰ってきてすぐに学年主任の先生に説明し、応募する許可を頂くことができました。そこからはペアの中川、引率の田坂先生と共に夏休みの時間を割いて選考課題を仕上げ、本選への参加権を得ることができました。その後はテスト、体育祭、文化祭の合間をぬって下調べが進められました。

満足のいく下調べをして大会に臨んだにも関わらず、他の出場者達の知識量には驚きました。各チームともネイティブ並みの英語力を持つ人がおり、また凄まじい博学とリーダーシップを併せ持つ人や、ディベートで鍛えた素晴らしいプレゼン能力を持つ人など様々でした。今回は優秀賞をとることは出来ませんでしたが、僕らなりに精一杯頑張れたと思います。それ以上にこのような凄い人達と共に過ごした今回の経験は何物にも代えがたい素晴らしいものだと思っています。僕はもう次の大会で受賞し、世界大会へ行く、という目標を定め、彼らに追いつくために動き出しています。僕はこの経験を必ず活かします。

 

4年 中川颯太

僕が模擬国連に参加したのは友達に誘われたのがきっかけです。最初はなんとなく始めた準備でしたが、やっていくうちに国際情勢について考えることの面白さに惹かれ、積極的に意見を述べるようになりました。苦労したのは、修道で模擬国連大会に出場したのは僕らが初めてだったため、右も左も分からない状況だったことです。テスト勉強や体育祭・文化祭の準備とも被ってしまいあまり時間のない中、先生方の力を借りつつ、コンピューター室に行って資料を集めたり、担当国であるジンバブエの政策を考える日々が続きました。そのような非日常的な活動は実に新鮮で、また大会当日でも、協議や交渉の難しさ、さらに他国を担当していた高校生のリーダーシップや知識の差もいやというほど思い知らされました。結果としては受賞出来ませんでしたが、出場して得たものはたくさんあると思います。その「得たもの」を活かし、来年も出場しようと思います。

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