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メッセージ

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修道生が語る修道
修道で育まれるもの(4)
OB座談会

修道生としてのつながりが
卒業後の人脈を広げる

成人の集い
藤澤教諭が学年主任を務めた卒業生が自らの手で企画・運営した「成人の集い」。
修道生は卒業後、さまざまな場面で母校の良さを実感します。
大坪
サッカー班は、OBのつながりが強いよね。
友廣
うん、サッカー班は、全国優勝を6回しているし、日本代表やオリンピックに出たOBがいらっしゃるから、OB会が盛んなんだよ。正月になるとOBが集まって、学校のコートを借りてミニゲームをしているよ。つながりが強いのは伝統だと思うね。
大坪
広島の歯科医師会にもOBはたくさんおられて、修道歯科医会もあるんだ。そこで、先輩の先生方と勉強会を開いたりするし、医師会や歯科医師会の重鎮に修道出身の先生もいらっしゃるからいろいろ面倒を見ていただいているよ。
藤澤
修道高校を卒業して8年後、同窓大会のお世話をすることになるけど、その時には、卒業生同士がお互いに近況を報告したり、ずっと年上の大先輩の卒業生たちとも挨拶を交わしたりするから、自然に横にも縦にもつながりができるんだろうね。
友廣
僕なんか東京の大学に入学してから、卒業生がオーナーをしているお好み焼き屋さんに連れて行かれて、そのままアルバイトが始まったもの。サッカー班の卒業生は伝統的に、そこでアルバイトをすることになっていたんだ(笑)。おかげで初めての東京でも心強かったね。
大坪
在校中はそれほど交流がなくても、お互いに修道の卒業生だとわかると、同じ釜の飯を食った仲というのか、自然につながりが生まれるね。だから、卒業後に友人になって交流が始まるパターンも多いと思うよ。
友廣
修道の卒業生だということがわかった瞬間に、何か通じるものがあるよね。職業も多彩だから、いろいろな話を聞けるのも楽しいしね。
藤澤
先日、卒業生が企画して、自らの成人を祝うパーティを開いたんだけれど、卒業してまだ2年目の大学生が「卒業してますます修道の良さを知りました」と言っていたよ(笑)。
大坪
修道は進学校だから確かに勉強も厳しいけれど、文武両道の校風で、班活動や友達との関係が素晴らしくて、間違いなく楽しい毎日を送ることできると思う。

自分で道を切り開く力、
人生の選択肢を与えてくれる土壌

藤澤
修道で教員を経験して思うことは、学生時代も今も、自由にやらせてもらっているということだね。
大坪
僕も、クリニックの職員には、ある程度自主性を尊重して仕事を任せている。それは、僕が修道で学んで経験して、自分で自分の道を切り開く力を養ってもらえたからだと思うね。今の自分の根っこは、修道での学校生活にあると思うよ。
友廣
うん、学力だけじゃなくて、生きる力を鍛えられる土壌があると思うね。
藤澤
これから修道に入学してくる生徒には、いろいろなことに挑戦してもらいたい。失敗も成功もたくさん経験して、修道で過ごすことで、大学、そして社会に出る準備をしてほしいなあ。
友廣
もし、時間が戻せるなら、僕はもう一度、修道に生徒として入学したいよ。

(了)

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