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修道生が語る修道
修道で育まれるもの(1)
OB座談会

藤澤 康雄(本校教員) / 大坪 宏さん / 友廣 和照さん

同期生として共に修道で学び、卒業後、何年経っても顔を合わせればたちまち修道生の顔に戻る3人の卒業生。
思い出話に花を咲かせながら、修道で過ごした時間から得たものは何かを語り合ってもらいました。

憧れて入学した修道での共通の思い出はマラソン大会

1983(昭和58)年卒業式当日の6年8組。大坪さん(前列右端)と藤澤教諭(前列中央)の思い出のワンシーン。
1983(昭和58)年卒業式当日の6年8組。大坪さん(前列右端)と藤澤教諭(前列中央)の思い出のワンシーン。
藤澤
僕らは3人とも同期生だけど、友廣とは1年生(中学1年)の時に同じクラスで、大坪とは4年生(高校1年)と6年生(高校3年)の時に同じクラスになったよね。
大坪
僕は、4年生(高校1年)からの入学だったからね。
友廣
そして、6年生(高校3年)の時に一緒に仮装した仲間でもある(笑)。
藤澤
僕は親に勧められて修道を受験したんだけど、2人はなぜ修道を志望したの?
友廣
当時、可部に住んでいてね。小学生にとっては広島市内にある修道は憧れの学校だったから、行くなら修道と思って受験したんだ。
大坪
修道は伝統校だし、男らしい学校というイメージがあって、それに憧れていたね。僕ら3人の共通の思い出というと、まず、マラソン大会だろうね。10kmぐらいの距離だったと思うけれど、友廣はサッカー班だったから、速かったんじゃないの。
友廣
いや、長距離は得意じゃないから、3年生(中学3年)の時の8位が最高だった。
大坪
でも、8位ってすごいよ。
友廣
サッカー班だから頑張らなければいけないというプレッシャーで、実はしんどかった(笑)。
大坪
今でも当時のコースと変わらないの?
藤澤
うん、山道のコースは変わっていない。
桟橋近くからスタートして、包ヶ浦のキャンプ場で1・2・3年生(中学生)は折り返し。
4・5・6年生(高校生)は、そこからアップダウンの厳しい山道を往復して、もう一度キャンプ場を通ってスタート地点まで戻るというコースで約12.8kmだったかな。当時は、僕なんか山道はほとんど歩いていた記憶がある。
友廣
山道を往復してキャンプ場まで戻ると、そこから急に起伏がないコースになるから足にガクンと来るのよ。でも、サッカー班は歩いたりしたら怒られるから、僕にはしんどい思い出だなあ。
  • Profile

    藤澤 康雄(本校教員)

    1983(昭和58)年卒業。広島大学理学部数学科卒業。修道時代からの「修道の教員になって、数学の面白さを後輩に教えたい」という夢を実現し、1987(昭和62)年4月に修道中学校・高等学校に数学科教員として着任。2017(平成29)年度は教務部長を務める。

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