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2019年01月11日
中学受験にチャレンジする君へ
はじめまして。私は、修道中学校の校長の田原です。
日々努力している小学生の君に応援メッセージを送ります。
人が目標に向かって懸命に努力できるのは、目指している「目標」がとても大切で価値のあるものだからです。少しでも「目標」そのものを疑う気持ちが出てきたら、人はがんばることができません。君が入試の日までがんばり続けられるように、今一度、君の「目標」である「私立中学校に進学すること」の大切さをここで確認しましょう。
先日のテレビニュースで、今年、東京などの関東地方では私立中学の受験がヒートアップしていることが報道されていました。その報道の中で、今年、私立中学が注目されている背景には「2024年問題」があると解説されていたのです。
今年中学を受験する現在の小学6年生が高校3生になって大学受験をする年が2024年です。では、なぜその年が問題なのか。実は、この年から大学入試制度が大きく変化するからです。これが「2024年問題」と言われていることです。
今の受験のように、テストで1つの正解を問われる形式から、答えが1つではない問題によって、思考力や創造力など多角的な新しい「学力」が試されることになります。
このような新しい「学力」は訓練すればすぐに身につくというものではありません。
良い環境の中で多くの経験を積み、時間をかけてゆっくりと自然に身についていくものです。適切な「環境と時間」が必要なのです。
私立中学の教育には、その適切な「環境と時間」が確保されているという事実が、東京での中学受験の過熱という社会現象によって証明されているのではないでしょうか。
「2024年問題」をとりあげましたが、修道を含めた私立中学校は、新しい「学力」を大学進学のためだけに必要なものであるとは考えていません。君が未来をたくましく生きていくための「力」だと考えて教育をしています。
私は自信を持って君に伝えます。
君の「目標」はとても大切で価値のあるものです。
だから努力は間違いなく継続できます。がんばってください。
さあ、このウェブページを閉じて、ラストスパートです!!
修道中学校 校長 田原俊典