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進路指導

本校では、志望大学への入学を目指す
「進学指導」だけでなく、生徒たちが
自分の人生を自分で考え、決断する力を培うことも
大切な進路指導であると考えています。

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  • 初級(1・2年)
  • 中級(3・4年)
  • 上級(5・6年)

(1・2年)
初級

「基本的な学習習慣」と「生活の自己管理」の確立を目指します

学習指導

  • 夏期補習授業(1年・2年)

    6月の定期テストで課題が明らかになった生徒のフォローアップを目的とする指名制のもの、夏休み最後の模擬試験で高得点を目指したり、ハイレベルな理解を目指す希望制のものなどがありますが、英語・数学の基礎固めを行い、夏期休業明けの授業をしっかり消化できる力を身につけることを第一の狙いとしています。

  • セミナー合宿(1年・2年)

    6月の定期テストで課題が明らかになった各学年40名程度の生徒を指名し、お盆明けの2泊3日の合宿で英語・数学・国語の基礎学力の底上げを行います。この合宿で勉強のコツをつかみ、大きく力を伸ばす生徒も多くいます。

  • 校外模試(1年・2年)

    初級の校外模試は、年2回、英語・数学・国語の主要3教科を受験します。全国の同学年生徒の中での自分の位置を知り、自分の弱点を客観的に把握することで、学習意欲のアップや学習方針の策定へつなげます。一方で、過去の先輩がどれくらいの成績からどこまで伸ばしたかを聞く会も開かれ、生徒の刺激になっています。

  • 宿題・課題の徹底

    自主的な学習習慣と自律心の確立を目指す教育の一環として、宿題・課題の遂行と提出を厳しく指導しています。教科担当教員と学級担任が常に連携を図りながら、生徒一人ひとりに目を配り、タイミングを逃さず指導します。

進路選択・生活指導

  • Classi(クラッシー)

    ウェブ上のプラットフォームを活用し、担任の教員と生徒が個別にコミュニケーションをとります。日々の学習や学校生活について、相談・アドバイスをやり取りし、生徒一人ひとりのサポートに役立てています。

個別指導

  • 修道の特色の一つに、生徒と教員の距離が近いことが挙げられます。特に初級では、修道生としての生活をスムーズに進めるために、学習面から生活面に至るまで、教員は生徒のあらゆる相談に応じ、アドバイスや指導を行っています。

(3・4年)
中級

目指す将来像を描き、「文理選択」を行います

学習指導

  • 夏期補習授業(3年・4年)

    3年では英・数・国をベースに、4年では理科や情報・芸術などにも教科を広げて、多くの分野や難易度別に講座が設定されます。生徒は自分の学びたい講座を自由に選択し、重点的に学習することができます。

  • 校外模試(3年・4年)

    英語・数学・国語の主要3教科について、3年生では年3回、4年生では年4回受験します。文理選択を控えた中級では、将来の具体的な進路を意識しながら受験し、進路検討の判断材料などに活用します。

進路選択指導

  • 進路適性検査(3年・4年)

    3年生では将来の職業選択を意識するきっかけとするための進路適性検査を行います。4年生の春には、秋の文理選択の手がかりとするために3年生時とは別の検査を行い、必要に応じて面談を行います。

  • 東大見学ツアー(4年 希望者から選抜)

    実際に東京大学を訪れることで志をさらに高く持つことを目指して、夏期休業中に実施します。本校の卒業生である東大の先生に案内していただいて、研究室を見学したり、東大生が授業を受けている教室で講義を聞いたりします。ホテルでは東大卒業の社会人の先輩から、体験談を聞く講演会も開かれています。

  • 進路講演会(3年・4年)

    文理選択を行う4年生の秋頃には、上級で求められる受験勉強などについて、大手予備校講師を招いて話を聞く進路講演会を、生徒・保護者を対象として行います。

  • 文理選択(4年)

    目指す将来像につながる大学選択を行うためのステップです。4年秋の決定に向けて、1年前の3年秋から文理の勉強や大学での就職活動の違いなどを聞く会も開き、4年の秋時点での成績で決めるのではなく、自分の志望や適性などを検討しつつ、自分が出す目標を実現できる選択になるように同時並行で学習を進め、最終的に自分にとって最良の選択となるよう、早めの動き出しを意図した指導をしています。

個別指導

  • 自分の将来についてしっかり考える時期である中級では、学習や学校生活について、初級までとは異なる悩みや迷いが生じます。教員自身の経験や多くの卒業生たちの経験を踏まえて、一人ひとりの最適解を求めて親身に指導や助言を行います。

(5・6年)
上級

志望した進路に向かって具体的な準備を進めます

学習指導

  • 夏期補習授業(5年・6年)

    同じ科目でも難易度の異なる講座から選択できる自由度の高い補習授業です。5年生は約50講座、6年生は約70講座から好きな講座を受講します。1コマ100分で1日最大4コマ受講することができます。

  • 校外模試(5年・6年)

    主要3教科または5教科の校外模試を、5年・6年とも年7回受験し、自己分析を行いながら弱点の克服に努めます。試験後には、学年全体で結果分析などを行います。

進学指導

  • 東大京大セミナー合宿(5年 希望者から選抜)

    夏季休業を活用し、勉強漬けの2泊3日を送る合宿を神石高原町で実施します。現役の東大生・京大生も参加し、受験体験談や大学生活などについて話を聞くことができます。多くの参加者は難関大に合格した先輩の意識の高さに驚き、同じ志を持つ仲間と過ごすことで、難関大学受験に向けてモチベーションを高め、合格のために夏休み明けから自分の学習や生活を変えていくきっかけにします。

  • 第一志望報告書(5年)

    5年生の冬休み明け、校長に対して、自分の第一志望の大学・学部・学科を宣言する報告を提出します。4年での文理選択で、自分の将来の方向性はある程度決まっていますが、生徒はこの報告に向けて自分で調べたり、オープンスクールに参加するなどして自分の進む方向性を固めていきます。

  • 大学入試説明会(5年)

    5年の冬、第一志望報告を考えるタイミングで、志望大学・学部の入試の教科ごとの配点や試験時間、合格最低点などの調べ方、過去問の使い方などを説明する会を開き、数カ月後に迫った最終学年始動に向かって意識を高めていきます。

個別指導

  • 本校ではどの学年においても個別指導を活発に行っていますが、特に上級では受験指導が加わり、より密度の高い指導を展開しています。英作文などの教科指導、小論文対策、医学部志望の生徒を中心とした面接指導などについて、可能な限り個別での指導を実施しています。

生徒を志望する進路に導く、修道のさまざまなサポート

  • 進学資料

    先輩たちが書いた自分の勉強の進め方や気持ちの保ち方などの合格体験記をまとめた冊子です。上級での受験のノウハウだけでなく、初級や中級を含めた修道6年間をいかに過ごすかについても知ることができます。予備校生活を経験した先輩が書いている現役時の反省はとても参考になります。合格した受験生の保護者にも書いていただいており、どのように受験生に寄り添ってこられたかなどの体験談を読むことができます。中1から全生徒に配布しており、6冊集めれば修道生と保護者の受験バイブルが完成です。

  • 進路資料室

    主要大学の入試問題を集めた赤本・青本、過去の先輩たちが受けた模擬試験の問題などが、とても解ききれないくらい古い時代のものから揃っている情報の宝庫です。最近は、後輩に使ってもらってくれと、合格した後で赤本などを寄付してくれる卒業生も増えています。

  • 一言コメント

    志望大学への合格を果たした先輩から後輩へのメッセージを掲出しています。多くの先輩が「最後まで諦めるな!」とコメントしています。受験勉強で行き詰った時などにこの一言コメントを読んで、「苦しいのは自分だけではなかったんだ」と自分を鼓舞する生徒も大勢います。