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2012年09月28日

生物班夏季遠征報告

「夏の軌跡~Locus of The summer~」
今年、私達生物班一同は山口県大津島で遠征を行いました。その一部始終をここに記したいと思います。広島から山口に着いた僕達は天候悪化のため、大津島に渡ることが出来ないというアクシデントにみまわれました。突然のことだったのですが、先生方の機転で運良く笠戸島に予定を変更し、無事到着することができました。笠戸島は豊かな自然に恵まれ、美しい海もあり、僕達はそこのキャンプ場で一日を過ごすこととなりました。笠戸島では少し磯観察を行い、アオウミウシを発見しました。夜はみんなでバーベキューをしたり、近くの温泉にも行くことができました。2日目は天候も回復し、大津島に渡りました。大津島は太平洋戦争の折、人間魚雷と呼ばれる簡易な潜水艦に人が乗り込み、戦艦に突撃する回天の訓練場があることで有名で、また、釣りをするにはもってこいの美しい海に囲まれた島でした。ここでは主に磯観察を行い、モリを持って、海に潜りました。小一時間潜っただけですが、サザエやキス、ギザミにカサゴなど多くの水生生物を捕獲しました。夜には焼いたサザエやキスの刺身、カサゴの煮付けを肉じゃがと共に食し、とても豪華な夕飯となりました。その後、一部の生徒と先生で行った夜釣りではイカやイシダイも釣れたそうです。3日目は「立つ鳥跡を濁さず」の精神で宿舎の掃除を行い、大津島を出発し、山口から広島に帰り、無事遠征を終えることができました。
まとめ
今年の遠征は天候により、予期せぬ変更があり、様々なドタバタがありましたが、先生方のおかげで何とか終えることができました。そして、先生方はもちろんの事、今年はテント張りや料理、清掃において、生物班全員の協力が印象的で、スムーズに遠征を行うことができました。班長でありながら頼りない僕もみんなの力を多く借りてしまいました。僕自身とても勉強になり、みんなで協力して、自然と触れ合いながら、楽しむ事の出来たとても良い遠征でした。  (文責:班長 本原 巧海)

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