5年生は、6月17日(火)~20日(金)に屋久島・種子島への修学旅行に行って参りました。出発前は天候を心配していましたが、3日目まで全く雨に降られることなく、予定した行事をすべて順調に行うことができました。(広島に戻ってくると大雨でした。)
この修学旅行は、大型客船「ふじ丸」を利用した優雅な旅で、船の中でも楽しみがいっぱいでした。初日の昼食はバイキング形式のデッキランチ、夕食はテーブルマナーの講習を兼ねてフルコース料理と食事も大変豪華なものでした。船酔い等で体調を崩す生徒も少なく、船の中では、船内ライブ、カラオケ、映画鑑賞など、それぞれが思い思いに楽しみました。
屋久島では、事前の希望調査に基づき、7つのコースに分かれて研修を行いました。どのコースも屋久島の大自然に触れることができるようになっています。樹齢数千年の屋久杉や清流を見ながらの森林浴に大いに癒されました。夜には「タイドプール&ウミガメ」コースの生徒達が、ウミガメの産卵見学に出かけました。ちょうど2頭のウミガメが浜に上がってきており、産卵の様子を静かに見守りました。命の尊さを感じる瞬間でした。
種子島では、島間港で下船して、全員で鉄砲試射の見学をした後、3種類の研修コースに分かれてバスで出発しました。どのコースにも種子島宇宙センターの見学が組み込まれており、人類の英知と限りない宇宙へのロマンを感じることができました。
この屋久島・種子島修学旅行には、私も初めて同行したのですが、なかなか体験できないであろう素敵な世界へ連れて行ってもらえたと感じています。生徒達もこの旅を十分に満喫できたようです。この修学旅行は、船会社の方、旅行会社の方、現地のガイドさんなど、非常にたくさんの人々に支えられて実現しています。皆様のご苦労に心から感謝いたします。生徒諸君、この貴重な経験を一生の思い出としてしっかりと心に刻み込んで、日々がんばっていきましょう。