5月末と7月初頭に、市内2つの予備校にお世話になっている浪人生諸君の激励に行ってきました。予備校では多くのコースに分かれているために修道の卒業生が一堂に会する機会は少なく、久しぶりにみんなが集まって和やかな雰囲気でした。
5月末は最初の模試の結果が返ってきて気が緩みがちな時期、7月初頭は夏休み前で一番苦しい時期にあたり、予備校の方にも「少し気合いを入れてやってください」と言われていたこともあって、和気藹々の雰囲気を盛り上げるよりも、少し厳しめの話をしてきました。
学校で作っている『進学資料』の過去5年分を読み、浪人して志望大学に合格した先輩の手記を抜粋して資料を作りました。多くの先輩が書いていることは、予備校の教材に専念して何度も繰り返して解くこと、1つの問題を解くときに、答えが合っているかどうかというレベルではなく、解答の解説に書いてあることは全て理解できているかどうかを確認しながら復習すること、更に、別な解き方を2種類・3種類考えて変形して出題されても対応できるようにするなど、1つ1つの問題から学べる最大限を学ぶ姿勢を持つこと、「どうにかなるだろう」ではなく徹底的に自分の弱点に厳しくなること、そして夏の終わりまでに基本を徹底しておさえることなどです。
現役生がまだまだの段階の模試で比較的いい結果が出ていた諸君に、敢えて「復習を完璧にしているはずなので、もう1回同じ模試を解けば当然満点だろ?」という言い方をしましたが、その日のうちに「気合いが入りました」というメールをくれた人もいます。
多くの卒業生が有力私立大学や国公立大学の合格を蹴って第一志望合格を目指して勉強しています。今年は北京オリンピックもありますが、受験の天王山である夏を計画通りに乗り切って、何が何でも第一志望大学に合格してほしいと思います。捲土重来だ!修道生!