投稿者「修道」のアーカイブ

中学バスケットボール班/新チーム初勝利!

09.09.05basuketto2.jpg

 9月5・6日(土・日)に,翠町中・五日市中で行われた,第9回広島市中学生バスケットボールルーキーズカップ大会において,修道中学校はブロック最下位となったが,下位交流戦で初勝利を飾り,とりあえず最初の目標を達成した。ブロック戦では,矢野中に33対47,翠町中に38対48で敗れ,下位交流戦では,美鈴が丘中に30対44で勝利をおさめたものの,大塚中には37対43で敗れた。がむしゃらに勝ちに行くたくましさを身につけることと,細かいミスをなくすことが,新チームの課題である。

高校ワンダーフォーゲル班/2年ぶりにA隊・B隊アベック優勝!

09.09.05wanngeru2.jpg

 9月5日~6日、広島市佐伯区の極楽寺山一帯で第49回中国高等学校登山大会広島県予選が行われ、2年ぶりにA隊・B隊とも優勝することができました。この結果、A隊は10月30日~11月1日に山口県の寂地峡一帯で行われる第49回中国高等学校登山大会本選に出場することが決定しました。しかし中国地方は、山口県の防府高校、岡山県の岡山操山高校など、全国でも上位の常連校が目白押しなのに対し、我がチームはまだまだ発展途上で、克服すべき課題が多くあります。これからの1ヵ月余り、優勝カップに少しでも近づけるよう、努力を怠らず頑張りたいと思います。

中学バスケットボール班/総体市大会1回戦敗退

09.08.12basuketto2.jpg

 8月12日(水)に,佐伯区スポーツセンターで行われた,第57回広島市中学校総合体育大会バスケットボールの部市大会において,修道中学校は亀山中学校に45対71で敗れ,1回戦で姿を消すことになった。いろいろな課題を残しつつも,3年生はここまでよくがんばった。3年生はこれが中学校最後の試合となり,2年生以下の新チームが早くも動き始めている。

インターハイは46チーム中9位 夏合宿は日本三名山の2702m白山へ

ワンダーフォーゲル班: 清原真琴

 7月31日~8月4日に、兵庫県の氷ノ山・蘇武岳一帯で行われたインターハイ登山競技に出場しました。メンバー全員が初出場で勝手がわからず、連日の雨天という不利な条件の下、厳しい審査が息つく暇もなく行われ、県総体優勝のプライドはズタズタに引き裂かれていきました。そんな中、インターハイでは毎回必ずOBがかけつけ、激励してくれます。こういうところに、修道という学校の伝統、有り難さをしみじみと味わうことができました。結果は9位で、入賞まではあと一歩。多くの課題が浮き彫りとなりました。
 その後8月9日~12日に、石川県の白山で夏期合宿を行いました。ここ数年、雨にたたられ、中止に追い込まれた年も多かったのですが、今年は何とか実施することができました。しかし日程前半は雨。何とか雨の止み間をついて予定どおり登山したところ、11日朝は山頂から見事なご来光を拝むことができました。帰りはあまり人の使わない「釈迦新道」という超ロングコースを下りましたが、次から次へと高山植物のお花畑が現れます。最終日はお盆の高速道路渋滞に巻き込まれながら、広島に帰ってきましたが、このほかにも牛田山で通い練習を企画するなど、例年になく充実した活動のできた夏季休業でした。

907-ワンゲル1Ass9081インハイ1.jpg907-ワンゲル2Ass9082インハイ2.JPG
907-ワンゲル3Ass9083白山1.JPG
907-ワンゲル4Ass9084白山2.jpg

自然との闘い?

天文班: 小田 玄

 天文班の活動の半分は自然との闘い(共存?)です。特に日本のような,世界的に天気の変化の激しいところは尚更です。でも,こればっかりはお天道様の言う通りで,修道魂で何とかなるものではありません。学校での活動なので,「ヨシ晴れた,出かけよう!」という個人的な機動力を生かした活動も出来ません。
 とは言え,黙って引き下がるわけにはいかないので,天文班員は修道魂で戦います。全国的に天気の悪かった今年の夏,野呂山では,雲と雨と風の襲来の中,少しの晴れ間も逃さず,流星観測に励みました。学校で行ったスターウォッチングネットワークの観測(環境省主催の行事)では,絶好の好天の元,スムーズな観測が出来ました。
 「少々のことはぐだぐだ言っても仕方がないよ。」と開き直りつつ,でも少しの隙を逃がさないという,天文班魂(修道魂の一部)が,こうして育って行きます。 

904-norosanAss1DSCN2373.JPG904-oda-①Ass09811noro.JPG
904-hatsukaich3Assiswn_ajina.JPG
904-oda-②Assswn_shuudo.jpg

待ってて下さい、先輩方

進路部: 遠藤伸彦

 8月24・25日の1泊2日で今年で4回目となる東大見学ツアーが行われた。昨年同様に初日の午後と2日目の午前中は東京大学の薬学部・工学部でミニ講義聞いて施設見学を行い、2日目の午後は国会議事堂を見学して空路広島に戻った。薬学部の見学では「この部屋の設備だけで10億円で、世界でも他にはないと思います。」という説明に生徒は声を失っていました。
 初日の夜は東京ドームホテル42階(地上140メートル)にあるスカイバンケットでOBの方々の講演を伺いました。今年メインにお話しをして下さったのは日本IBM会長の大歳卓麻(大)先輩と森・濱田松本法律事務所の諏訪昇(大)先輩です。日本を代表する企業と法律事務所の運営のトップに立っておられるにもかかわらず、高校1年生相手に非常に分かりやすく話して下さいました。生徒からもこれまでにないほどの多くの質問が出され、非常に有意義な時間を過ごすことができました。
 生徒の感想に中には「先輩達が自分たちにとても優しく接して下さっているのが分かった」というものもあり、大先輩達の後輩を思って下さる気持ちを強く感じたようです。今回の経験を今後の学校生活に活かしてほしいものです。
※写真は ホテルからの風景、夜の講演会、大歳様、国会議事堂

903shinro1AssDSC00581.JPG903shinro2AssDSC00602.JPG

903shinro3AssDSC00608.jpg
903shinro4AssDSC00667.JPG

 

スキルアップ講座

育成部: 上野原淑恵

 8月5日から土日をはさんで11日まで5日間にわたって、4年生を対象にスキルアップ講座が開かれました。これは午前中はリスニングを、午後はプレゼンテーションスキルを学ぶ、短期集中の英語講座です。今年度の参加者は合わせて16名。
 講師の先生は英国出身で、専門は英語教育。パソコンとプロジェクターを駆使して、手馴れた手法で、次々と生徒を英語の世界に「巻き込み」ます。最終日にまとめとして行われたプロジェクトの発表でも、互いに質問させるなど、最後まで気が抜けません。生徒は「大変だけどあっという間に時間が過ぎた」、「英語を話すのが楽しくなった」と楽しんでもいたようでした。リスニングもプレゼンテーションも将来的に必須のスキル。講座をきっかけに彼らの英語力がさらに進化していくことを期待します。

902-uenohara-ikuseiスキルアップ1Ass_008.JPG902-uenohara-ikuseiスキルアップ2Ass_041.JPG

オーストラリアホームステイ研修

育成部: 上杉裕子

 7月23日~8月6日、中学3年の18名は引率教員2名とともにオーストラリアホームステイ研修に行ってきました。
  メルボルン郊外の2つの小学校に分かれて(9名ずつで)行われた授業では、もちろん日本語は使えません。はじめは軽い絶望感を抱いていた生徒たちですが、なんと2日目には引率の教員にまで英語で話しかけ、思わず出た日本語に英語が混じってしまうほどの急成長ぶりでした。
 毎日の授業は変化に富むもので、生徒たちは、小学生との交流授業で、彼らに折り紙を教えたり(無論英語で!)、日本を紹介する内容の発表を行ったりしましたし、小学校を訪れたプロフットボール選手にオーストラリアンフットボールの手ほどきを受けたりもしました。また小学校を離れ、「ペンギンパレード」で有名なフィリップ島まで出かけて(睡眠中の)ペンギンやコアラを至近距離で見たかと思えば、現地の中学校を訪問して美術・国語(すなわち英語)・数学の授業に参加したりもしました。どの活動でも生徒たちが満面に笑みをたたえていたのが印象的でした。
 生徒たちを文字通り自分たちの「家族」として受け入れてくださったホストファミリーの皆さんには本当にお世話になりました。彼らに第2の故郷ができたのです。異文化を肌で感じ、ホストファミリーと国境を越えた心の交流ができた18名にとって、今年の夏はきっと一生忘れられない夏となったことでしょう。

教員日誌②Ass_404.JPG教員日誌①Ass059.JPG
教員日誌③Ass_683.JPG
教員日誌④Ass_547.JPG

核廃絶のための街頭署名報告

   昨年度に引き続き、生徒会では7月25・26日、8月1・5日に行われた「核廃絶!ヒロシマ中高生による署名キャンペーン」に参加しました。
   このキャンペーンは広島女学院・福山盈進・沖縄尚学高校の3校が中心となって昨年度から始めた活動です。”核廃絶”という大きな目標に向かって活動を行っている他校の皆さんに共感し、修道生徒会も出来る限りの協力をしようと引き続き参加することにしました。
   署名活動は平和公園周辺、八丁堀福屋前などの全4か所で行い、老若男女多くの人たちから署名をいただくことができました。中には外国の方々の署名も加わり、総数で13,022筆集まりました。
   この活動を通して他校との協力の素晴らしさを実感でき、とてもよい経験になりました。また、今年は9月以降、校内で署名を集めようと計画しています。
   この署名活動の輪が広まって、より多くの人が核廃絶に関心を持ってくださることを願います。                                                                                                                生徒会長 宮本知紘

831Ass-1-109街頭署名_011.JPG

831Ass-2IMG_署名10.JPG

先輩に続け!~東大京大セミナー~

進路部: 遠藤伸彦

  夏休みも残り少なくなった8月21日(金)~23日(日)、今年も神石高原町の光信寺で東大京大セミナーが行われ、高2の58人が参加した。今年は現役で合格したOBが積極的に参加してくれ、これまで最多の8人が2日にわたり現役生に受験や大学の話をしてくれた。
  東京大学経済学部4年の土井田先輩は大学院の試験を来月に控えながらも3年連続の参加を快く引き受けてくれた。2年前に土井田先輩の話を現役生として聞いた生徒が、今年は隣に座ってOBとして話をしている姿は、時の流れと同時に伝統の力を感じさせてくれた。

  初日に「そんなに勉強ばかりしていたわけじゃない」と言うOBの言葉に「な~んだ」という顔をしていた現役生も、2日目、高2時の最高順位を尋ねる質問に「俺は本当にやってなくて恥ずかしいけど文系で50番だった」とか「え~、一応1番です。
全国でですけど。」とOBが答えたときは唖然とし、「1回やった問題は、2回目は見た瞬間に解法が思い浮かぶのでなければ『やった』とはいわない」と言うのを聞いて「やべ~」という表情をしていました。が、2年前にも現役合格した彼らが土井田先輩達の話を聞いて同じ顔をしていたのを思い出しました。
  授業をした先生の話だと例年にも増して最終日まで頑張っていたとか。この合宿をきっかけに1年半先に向かってスタートしてほしいものです。OB席が待っているぞ、修道生!
※写真は授業、座談会、土井田先輩

828endo2AssDSCF0209.JPG828endo3Ass写真3.JPG 

悲喜交々日食観察

理科:小田 玄

 皆さん,久しぶりの大きな日食如何でしたか?
  全国的に天候は今一つでしたが,何とか見ることが出来ました。
 天文班の高校生達は,皆既帯の通過する,奄美大島北部に出かけて,全国の高校生との合同観測会に参加しました。当日は,ちょうど皆既帯をスッポリと隠すような,前線の雲の影響で,上海を始めとして,満足のいく観測の出来る天候の場所は,極一部を除き,ほとんどなかったようです。
  奄美では,ずっと薄雲で,日食の全経過は観察できましたが,肝腎のダイヤモンドリングや,コロナは見ることが出来ませんでした。それでも,太陽の消滅と同時に周囲が暗くなり,気温が下がってヒンヤリとする,皆既日食ならではの環境の急変を体感することが出来ました。
  広島では,観察会のお手伝いを兼ねて,中学生が部分日食を観測しました。観察会では,大勢のお客さんが訪れて,滅多にないスペクタクルを楽しんで居られました。観測では,最大食分の前後が雲に邪魔されたものの,食分の変化,気温の変化,明るさの変化等のデータを得ることが出来ました。成果は文化祭(284年祭)で発表するので,ご期待下さい。

826-0da日食2-AssDSCN3722.JPG826-oda日食6-AssIMG_1778.JPG826-oda日食3-AssDSCN3729.JPG826-oda日食1-Ass20090722104911(3).JPG827oda日食5AssDSCN3735.jpg
826-oda日食7-AssSN3J0158.JPG
826-oda日食5-AssMG_1180.JPG
827oda日食8AssP7220025.JPG
 

中学テニス班/団体戦準優勝・個人戦優勝!

8.11tenisu2.jpg

 8月11日、12日、広島市教育委員会・広島市中学校体育連盟主催の第57回広島市中学校総合体育大会テニスの部が広島広域公園で行われました。3年生にとってはこれが中学最後の公式試合となりました。最後の試合を飾るべく、時折降って試合を中断させる雨にも負けず、外気温34度、雨後の湿気で蒸し暑い中でも、体力を維持し、果敢に戦い抜きました。その結果、団体戦は準優勝。惜しくも大塚中学に優勝は譲ってしまいましたが、次の全中大会で再戦する可能性も。個人戦ダブルスでは2年生の田鍋佑輔君と宗近源太郎君のペアが見事優勝を果たしました。団体戦出場選手は2年秋吉、田鍋、堀川、宗近、3年岡崎大樹、岡崎喜大、板村、中川、向田、渡辺。2年生は技術が確かな安定したものとなり、3年生は力強いプレーが光りました。3年生は高校生になってもさらなる努力を続けていきます。これからも応援よろしくお願いします!

中学バスケットボール班/総体中区大会1位!

8.1basuketto2.jpg

 8月1日(土)・2日(日)に,江波中学校と国泰寺中学校で行われた,第57回広島市中学校総合体育大会バスケットボールの部中区大会において,修道中学校は中区1位(シード校の国泰寺中は除く)となり,市大会出場を決めた。吉島中には48対43で辛勝。幟町中には,全員出場で61対26と勝利をおさめた。江波中戦は,3ピリまでで18点差をつけて勝っていたが,結局1点差にまで追い詰められ,59対58で辛くも逃げ切った。メンタル面での課題は残ったが,ともあれ念願の中区大会全勝優勝を果たした。

平和学習

2年: 久保田寿

 8月6日は、中区の国泰寺公園から始まりました。その辺りはかつて雑魚場町と呼ばれ、修道中学校の生徒が建物疎開の作業中に被爆した場所です。その日はたまたま中2生が担当でした。現代の修道2年生も、1945年当時と同じように、午前8時に集合しました。8時15分の時報とともに全員で黙祷。64年経った今日は雲が多く、蒸し暑さが感じられます。目を閉じ、サイレンの音やセミの声、町のざわめきを聞きながらその時の情景を思い描きました。そのあとは徒歩で学校に帰ります。途中でいくつかの被爆建物や記録プレートを見ることになります。
 教室に再集合した後、一クラスずつ校内の慰霊碑に参拝しました。一般の方々も多数参拝される中、厳粛な態度で黙祷を捧げました。学級代表が、緊張のせいかいくぶん戸惑ったような手つきで献花・献水する姿が印象的でした。
 続いて十竹ホールへ移動し、本校OBの下村幸男先生の講演をお聞きしました。下村先生は当時中学2年生。当日朝の様子、雑魚場町での会話、原爆投下後どう逃れ、市内をどのように歩いたか、終戦直後に感じたくやしさ……などなど、詳細に語っていただきました。どれも重く、難しい内容のお話でしたが、生徒たちは静かに耳を傾けていました。
 講演の最後に先生は「戦争はどんなことがあっても絶対にいけない。そして現代の世の中に、人が生きる上での倫理が失われつつあるように思えて、とても気になる」と訴えられました。戦争は過去の問題などではなく、現代にもつながっている。そのことをアタマでは理解できても、日ごろは深く考えないまま過ごしています。私たち教員も、もちろん生徒たちも、戦争を体験していません。戦争を直接知る人たちの「語り」を記憶にとどめ、一生懸命考えることが必要だと思いました。

810-2nen01平和学習(公園).JPG810-2nen02平和学習(献水).JPG
810-2nen03平和学習(参拝).JPG
810-2nen04平和学習(講演).JPG

1年林間学校

1年: 小田 玄

  そうです。私が北太平洋高気圧です。今年はエルニーニョのせいでからっきし元気がなく,おかげで梅雨前線をのさばらせてしまい,皆様に迷惑を掛けっぱなしです。トホホ。
 修道名物の林間学校にも迷惑を掛けてしまいました。初日,出発の頃はまだ良かったものの,テント設営後の頃から雨が降り出し,飯盒炊さんの頃には風雨を止められず,全員三瓶荘泊となってしまいました。それどころか,梅雨前線が居座るせいで,みんなが楽しみにしていた男三瓶登山,キャンプファイヤーも変更を余儀なくさせてしまいました。でも修道魂はさすがです,簡単には挫けません。少々の天候はものともせず,女三瓶・太平山に登頂するし,たとえファイヤーがなくとも,場所を変えてでも,生徒のスタンツ,助手の伝統芸はきっちりとやり抜きます。きちんと設営されたテントでは,少々の風雨でも宿泊できます。
ということで,私の不徳の致すところにかかわらず,一生の思い出に残すべく,皆それぞれに林間学校を楽しんでいました。でも悪いのは,本当は私でも「雨男」でもありません。エルニーニョのやつです。悪しからず。

804-1nen1AssSANY4027.JPG804-1nen2AssSANY4051.jpg
804-1nen3AssSANY4128.JPG
804-1nen4AssIMG_1571.jpg