メッセージ

MESSAGE

創始300年を迎える母校・修道のさらなる未来のために。

当修道学園は1725(享保10)年、藩主浅野吉長公が、白島稽古屋敷の一部に講学所を創設されたことに源を発し、爾来約300年の永い星霜を歩んで参りました。
この間、「知徳併進」の伝統のもとに輩出した幾多の人材は、近代の歴史を担い、今日また広く政治、経済、文化、法曹、医療等の各分野にわたって活躍中であり、当学園の教育は国家・郷土の発展に大いに貢献しております。
このような多年の伝統と歴史に対する社会的評価はますます高まりつつあり、学園関係者一同は、ご期待に応えんがためその重責を深く自覚するとともに、「自由闊達」な私学教育の推進に努力いたしておるところであります。

さて、現在の校舎群を鑑みますと、1978(昭和53)年に建築された本館はすでに40余年を経て老朽化が著しく、また、築約20年に達した北館・南館・敬道館も、教育の質的向上・環境維持のため大規模な改修が必要となっております。
このような現状をふまえ、創立300年を迎える2025(令和7)年3月完成を目指し、本館・敬道館の新築・改築を中心とした建設計画を立て、現在資金の調達をはかっておるところでございますが、資金計画の一部は各位の援助を仰がざるを得ないのが実情であります。

つきましては、昨今の厳しい経済事情の折、誠に恐縮とは存じますが、母校修道の偉大なる系譜を次代に伝えるため、関係各位の力強いご支援をいただきますようお願い申し上げる次第でございます。

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