修道学園・学校案内2021
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20合格後に必要な学習修道中学校は公立中学校よりも学習進度が速いため、合格後に進度の差を埋めるための学習が必要な教科がありますが、教科担当や学級担当の教員が個別にしっかりバックアップします。国 語数 学〈現代文〉中学校の学習内容を十分身につけていれば問題はありませんが、日本漢字能力検定試験準2級レベルの力を身につける必要があります。〈古文〉百人一首、徒然草、古典文法のうち「用言」と「助動詞」〈漢文〉基本的な訓読の決まり、漢文の句法〈数学Ⅰ〉数と式(1次不等式をはじめとする不等式、集合と命題)、2次関数、図形と計量(三角比、正弦定理と余弦定理)〈数学A〉場合の数と確率、図形の性質(三角形の五心、円の性質、作図、空間図形)英 語理 科・社 会〈文法〉現在完了進行形、過去完了、関係代名詞what、関係副詞、知覚動詞、使役動詞、分詞構文、付帯状況with、仮定法過去〈語彙〉「速読英単語・入門編(Z会)」レベルの語彙力中学校の学習内容を十分に身につけていれば、本校の学習に問題なく対応できます。Message fromStudent(5年/ソフトテニス班/岩国市立東中学校出身)主要科目の先取り学習にひかれ、修道を志した。進度差を補う過程で、学習習慣も身につき          と感じている。広島で医師・研究者として勤務。専門は分子病理学。生体内の遺伝子の異常が病気を引き起こすという見地から、病気の原因やメカニズムを探究している。中学受験では修道への入学が叶わず、高校受験で修道に再挑戦。上級で担任だった山光先生から「医学を志すなら、医学の歴史を勉強するように」とアドバイスを受けたことが、現在の自分に生きていると話す。学問の変遷を知り、流れをつかむことが未来の展開予測に役立つと実感。また「人とのつながり」も修道で得た大きな宝であると語る。県内で多く出会う修道出身ドクターのネットワークはもちろん、茶道班での活動をきっかけに今も続けている上田宗箇流のお茶席で出会う、修道の先輩方とのつながりも心強く感じていると語る。担任当時から石川さんの誠実で真面目な人柄は、医師にふさわしいと感じていたとのこと。医学の歴史を学ぶようにとの石川さんへの助言は、自身の大学時代にアイザック・アシモフの『化学の歴史』を読み、化学という学問の流れが良く理解できたという経験によるもの。現在の学問体系に至る歴史を学ぶことは、どんな分野の学問にも役立つと感じている。今後の石川さんには、修道から第一号のノーベル賞学者になるくらいの気持ちで研究に邁進してほしいと語る。高校入学では公立中学校との進度差に苦労するが、修道にはその大変さを補って余りある、どんな高校にも負けない充実した学校生活があると自負している。中学生の皆さんにはぜひ修道の新生を目指し、挑戦してほしいと願っている。石川 洸さん国立病院機構 呉医療センター・中国がんセンター臨床検査科 医師山光 徹修道中学校・修道高等学校化学科教諭新生恩師修道では高校から入学した生徒を「新生」と呼びます。新生は修道で何を学び、どんな人生を得たのでしょうか。修道を巣立ち、社会で活躍中の新生に聞きました。学校案内修道の学び対談全文はWEB高校入試学校案内修道の学び高校入試メッセージ全文はWEB

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