修道学園・学校案内2018
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投資を通じて、世界の課題解決に貢献したい修道の卒業生たち修道中学校・修道高等学校にとって、卒業生の活躍に勝る実績はありません。多岐にわたる分野で第一線に立つ卒業生たちの「今」をご紹介します。05OB山縣 亮太さん2011年修道高等学校卒業2015年慶應義塾大学総合政策学部卒業 セイコーホールディングス株式会社アスリートトップスプリンターとして日本記録に挑戦現在は企業に所属し、アスリート社員として陸上競技に専念しています。また陸上競技のさらなる普及に向けた活動や、会社のPR活動や社会貢献活動の一環として陸上教室や講演会を行っています。大学時代に初めて出場したロンドン五輪では、男子100mで準決勝進出を果たし、社会人として挑んだリオ五輪では、4×100mリレーで第一走者として銀メダルを獲得することができました。また、修道時代にはもちろん陸上班に所属し、国体やインターハイなど数々の大会で好成績を収めることができました。実績を積み重ねるうちに、自分にしかできない道を進みたいと考えるようになり、現在に至っています。日本男子スプリント界は若い選手も台頭し、高いレベルで切磋琢磨していますが、私の今の目標は100mの日本記録です。結果を出すことで、多くの人に感動してもらうことができ、不可能にも思えることに挑戦できるのがアスリートの醍醐味だと感じています。修道という学校は何事にも自由度が高いので、必然的に自分で考え判断し、行動するようになり、自由には責任を伴うということを学びました。責任あるところに本当の仲間あり。修道は本当の仲間を作れる場所だと思います。伊藤 毅さん1995年修道高等学校卒業2003年東京工業大学大学院理工学研究科修了 Beyond Next Ventures株式会社代表取締役社長/マネージングパートナー投資家から預かったお金をベンチャービジネスに投資し、新たな産業を創出するベンチャーキャピタルという仕事をしています。現在は、新しい医療ビジネスやバイオベンチャーへの投資、政府の政策立案に対する助言やサポートを手がけています。ベンチャー投資を通じて大学の研究成果を社会実装し、人々の健康を支える技術やビジネスの普及を後押しし、投資家にリターンをお返しするなど、仕事を通じて社会貢献を実感できる、とても面白い仕事です。高校から入学した修道では、理系文系を問わず、夢や希望や野心を語る多くの先輩や友人に恵まれました。彼らとの交流が、技術(理系)を理解した上で、ビジネスや経営(文系)に携わる今の仕事で、起業するきっかけになったと感じています。修道は厳しくも自由な校風の下で「よく学びよく遊ぶ」学校。勉強だけでなく、遊びや班活動を通じた学びは、人生における価値観の土台を作ってくれました。今後は、日本の技術で世界の課題を解決する企業の誕生に多数関与し、日本をもっと世界にアピールすることを目指していきます。投資を通じて、世界の課題解決に役立ちたい各界で  する躍進躍進

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