修道学園・学校案内2018
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修道高等学校の入試修道高等学校の入試は、国語・英語・数学の3教科を各60分で実施します。募集人数は、年度によって多少の違いがありますが、概ね20名程度です。毎年10月に、本校を会場として、オープンスクールを開催しています。過去の入試で出題された問題の解説や班活動体験などが行われますので、新生を目指す人には、ぜひ参加してほしい行事です。20合格後に必要な学習修道中学校は公立中学校よりも学習進度が速いため、合格後に進度の差を埋めるための学習が必要な教科がありますが、教科担当や学級担当の教員が個別にしっかりバックアップします。私が新生を志した理由は、修道の自由な校風の下で文武両道を目指したいと思ったからです。また中学生の頃から、陸上競技の大会などで修道に通う同級生や先輩を知っており、「こんなかっこいい人たちと共に学校生活を過ごしたい!」という思いを強く持っていました。入学当初は男子ばかりの環境に戸惑い、何より学習の進度差に苦しさを感じることもありました。しかし何でも気軽に教えてくれる友人や先生方の授業に集中することで、学校生活に対するそういった不安はなくなっていきました。今では目標とする文武両道を達成すべく勉強と、インターハイ出場を目指して班活動に励んでいます。 受験生の皆さん、ぜひ思い切って修道にトライしてみてください。修道に入学後は新生だからといって学習塾に通う必要も決してありません。しっかり授業に集中して取り組めば恐れることはありません。生徒が掲げる目標に対して、修道は必ずサポートしてくれます。私たちと共に充実した高校生活を過ごしましょう。国 語〈現代文〉中学校の学習内容を十分身につけていれば問題はありませんが、日本漢字能力検定試験準2級レベルの力を身につける必要があります。〈古文〉百人一首、徒然草、古典文法のうち「用言」と「助動詞」〈漢文〉基本的な訓読の決まり、漢文の句法数 学〈数学Ⅰ〉数と式(1次不等式をはじめとする不等式、集合と命題)、2次関数、図形と計量(三角比、正弦定理と余弦定理)〈数学A〉場合の数と確率、図形の性質(三角形の五心、円の性質、作図、空間図形)英 語〈文法〉現在完了進行形、過去完了、関係代名詞what、関係副詞、知覚動詞、使役動詞、分詞構文、付帯状況with、仮定法過去〈語彙〉「速読英単語・入門編(Z会)」レベルの語彙力理科・社会中学校の学習内容を十分に身につけていれば、本校の学習に問題なく対応できます。ました。しかし、中学受験では修道への入学が叶わず、新生として修道を目指したんです。山光 中学時代も修道への志望は変わらなかった?石川 修道中学校に進学した友人の話を聞いていると、これが実に楽しそうで…。スキー合宿や林間学校など辛くても面白いと言うし、先生方が厳しくも温かく生徒を見守っている様子を感じられて、憧れていました。高校受験では県外の進学校にも合格したのですが、修道を選びました。入学式の日に校門をくぐった時は「ついに来たぞ!」と感動したものです。山光 公立中学とは学習の進度差があるから、4年生の時は大変だったでしょう。石川 数学は特に進度差が大きかったですね。一度だけですが、テストで赤点だったことがあって…(苦笑)。とにかく授業を消化し切ること、復習を徹底することを自分に課して乗り切りました。先生方にもずいぶん質問して、個別に教えていただきました。修道から始まる人とのつながりが安心感に山光 石川君は大変真面目で、学業にも学校行事にも積極的に取り組む優等生だったけど、修道で得たもので、今の自分に役立っていると思うものは何?石川 学力は言うまでもありませんが、人とのつながりですね。さまざまな分野に進んだ修道時代の友人たちは、今でも自分の視野を広げてくれる存在ですし、県内のドクターは8人に1人が修道出身と言われているほど多いので、数人のドクターに会うと必ず誰かが「僕も修道なんじゃ」とおっしゃいます(笑)。また僕は茶道班で上田宗箇流の先生に、一生の素地になるようなしっかりした茶道を教えていただきました。今でも上田流和風堂での初釜をお手伝いするなど茶道を続けているのですが、お茶席で出会う実業界の方々にもやはり修道の先輩がいて気に留めてくださるなど、そういったネットワークがあることに安心感があります。山光 修道には本当にいろいろなタイプの生徒がいるけど、お互いに受け入れて認め合う良さがある。そうした伝統は卒業しても生きていて、社会でさまざまな卒業生が力になってくれるのは心強いことだね。石川君は誠実に仕事をする立派な医師になるだろうと思っていましたが、期待通りだね。今後もぜひ医療の発展に貢献して、できれば修道から第一号のノーベル賞学者になるくらいの気持ちでやってもらいたいね。石川 はい、社会に還元できる研究と病理診断を行える医師・研究者になれるよう精進します。修道は入試を突破しさえすれば、どんな人でも受け入れてくれる懐の広い学校。中学受験だけでなく、高校受験でもぜひ修道を目指してほしいですね。 北村 健人さん5年/陸上班/広島市立楠那中学校出身新生を志す君たちへ

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