修道学園・学校案内2018
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15心身ともに大きく変化し、自我に目覚める中級は、自分の内面に目を向け、個性を探し、伸ばすための挑戦をする時期です。たとえ失敗しても、そこから新たな課題を見つけ、次のステップに臆せず進むたくましさと自律性を育み、さらなる成長につなげます。中級の学び「今、何をすべきか」自分で考えた課題に立ち向かう中級(3年・4年)確立した学習習慣を発展させ、主体的に学ぶ姿勢を身につける毎日の授業内容を消化・吸収し、確かな学力として定着させるためには、授業時間だけではなく、予習・復習・宿題などの授業時間以外の学習への取り組みが欠かせません。初級で確立した学習習慣をさらに発展させるために、放課後や昼休憩に進路学習室や図書館で自主学習を行ったり、教員室で個別指導を受けたりすることができるなど、校内でも自主的に学習に取り組める環境を用意しています。自分の習熟度に合わせた課外授業や補充授業週末には、学年が「土曜学習会」を企画することがあります。学習面で出遅れている生徒のフォローをしたり自主学習をサポートしたりします。また、夏季休業中には、各自の習熟度に合わせて講座を選択し、重点的に学習できる「夏期補習」を実施します。英語・数学・国語を中心に講座が開講され、毎年多くの生徒が受講します。自分の志望と適性を見極め、文理選択に備える5年から文理別授業となるため、4年の秋に文系・理系の選択調査を実施します。それに備えて3、4年で進路適性検査を実施したり職業や学部学科について調べたりして、自分の進路に対する意識を育みます。また、東大見学ツアーや大学の先生をお招きした模擬授業などを実施し、大学での学問の一端に触れ、学ぶ意欲を高めます。

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