修道学園・学校案内2018
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神田 惟登さん 6年/ワンダーフォーゲル班福田 景一朗さん 1年/サッカー班山田 英輝 数学科教諭/1年担任初級の学校生活自然と親しみ、仲間と協働し、一人の人間として成長●林間学校[1年]・カッター研修[2年]1年生は島根県の三瓶高原での林間学校、2年生は尾道市の境ガ浜でのカッター研修を行います。自然に親しみながら仲間と協働する中で、自然愛護・友情・連帯の心を育みます。将来の大学進学をにらんで、初級の段階から大学の存在を意識し、自分の将来像を考える契機とするために、現役大学生から大学生活や研究などについて聞く場を設けています。現役大学生の声を直に聞き、自分の将来像をイメージ●進路講演会[1年・2年]僕が修道中学校への入学を決めた理由は、自由という感じのイメージがあり、とても楽しそうでかっこいい学校だと思ったからです。僕の自宅は修道の近くにあり、先輩方が登下校する姿を見てあこがれていたことも理由です。僕は、班活動と勉強との両立を目指しています。兄が出場したサッカーの試合で修道を訪れたことがあり、グラウンドなどの施設がとてもきれいで、僕もここでプレーしたいと思いサッカー班へ入ることを決めました。そして班活動でもクラスでも、たくさんの友達を作り、長きにわたって仲良くできるような関係を作りたいです。将来は、この修道で学んだことを最大限に活かしていくことができるような仕事に就きたいです。班活動と勉強を両立し、将来は修道の学びを活かせる仕事に就きたい。「失敗は成功のもと」とあるように、失敗することで他者からの指導や自己の振り返りに至り、学ぶ機会を多く得ることができます。ただし、失敗をしないための心構えや立ち居振る舞いも、同時に学んでほしいと思っています。私は生徒たちに物事を伝える際に、何度も繰り返し口頭で説明する場合は、配布物や掲示物は最小限に抑え、逆にそうした物がある場合は、説明は一度に留めるように心がけています。初めのうちは情報のキャッチに失敗していた生徒たちも、メモやノートを活用したり、注意深く紙面に目を通したり、周囲の仲間と情報を共有したりといった、失敗を防ぐ術を身につけていきます。また、思慮なく発言・行動するのではなく、事前にその影響や結果を予測する習慣をつけるよう促しています。修道で過ごす毎日の中で、思考力、判断力、表現力を一緒に磨いていきましょう。「失敗」には、学びが満ち溢れている。14私の初級時代1年の夏休みに入ってすぐの林間学校は、学校生活に慣れた頃にやってくる初めての宿泊行事です。一切電気を使わずに過ごすという、日常生活では体験できない3泊4日は刺激的でした。3日目の夜のキャンプファイヤーでは、クラスごとに出し物をして大いに盛り上がりました。そして8月後半の夏休みセミナー合宿では、消化できなかった学習内容を夏休みの後に引きずらないための勉強をしました。わからないことをその場で教科担当の先生に質問できる環境なので疑問点を次々に解決でき、学習の後れを取り戻すとても良い機会となりました。また修道に入学して初めての体育祭も、とても印象に残っています。先輩達は競技に出場していない時間も自チームの応援に一生懸命。僕も1年生ながら応援に参加させてもらいました。体育祭は学年を経るごとに楽しさが増すので、毎年楽しみな行事です。2年の夏休みのカッター研修では、太陽が照りつける中、クラス全員でオールを漕ぎ続けました。息を合わせて漕がなければ船が進まないので、大変だったことを覚えています。最終日に行われたクラス対抗レースで、見事2位に食い込んだのは良い思い出です。

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