修道学園通信 vol.117
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3The Shudogakuen News vol.117家庭科非常勤講師吉武 麻衣事務長池田 克輝英語科教諭榊原 隼新生徒部長安本 芳朗2024(令和 6 )年度末で松川聡先生がご退職なさいました。長い間修道を、そして多くの修道生を教え導いてくださりありがとうございました。これからも健康に留意され、それぞれの新しい道でご活躍をされることをお祈りしております。4 月から、修道中学校・修道高等学校の事務長として勤務させていただいております「池田克輝(いけだ かつき)」と申します。どうぞよろしくお願いいたします。本校は、今年創始300周年を迎える長い歴史と伝統を持つ学校であり、この学校で勤務する機会をいただきましたことに責任の重さを痛感するとともに、改めて身が引き締まる思いです。ご承知のとおり、近年、急速に少子化が進展しており、また国の私立高等学校の就学支援金制度の動向など、本校、そして本県の教育を取り巻く状況は、今後今年度より修道中学校・修道高等学校に勤務させていただいております、英語科の榊原(さかきばら)と申します。創立300周年という記念すべき年に母校の教壇に立つ機会をいただけたことを大変光栄に思っております。これまで他校で教員として勤務する中で、さまざまな学校の教育現場を見てまいりました。その経験を通じて改めて本校の「自由な校風」を実感しております。非常勤講師として家庭科を担当いたします吉武と申します。昨年度までは主に県内の小・中学校で勤務しておりました。この度、歴史ある修道学園にご縁を持てたこと、大変うれしく思います。家庭科という教科は、衣食住だけでなく家族生活、消費生活など、生活に関わる知識や技能を学ぶ教科で、全ての人にとって必要不可欠な「生きる知恵」を実践的に学ぶ教科だと考えています。できるだけ身近に、これからの生活において「あ、そういえば家庭科でやったような・・・」という場面が増えてくれるといいな、大きく変化していくことが予想されます。こうした中にあって、私たちは、その変化を予測し柔軟に対応しつつも、長年培ってきた建学の精神を不変とし、それを土台として、どんな時代にあっても「道を修めた有意な人材の育成」をなし続ける学校として、絶えず進化を続けていくことが必要だと思います。私も、初めての本校勤務で、まだまだ不慣れなところもございますが、関係の皆様のお力を借り、一日でも早く仕事に慣れ、歴史と伝統ある修道中学校・修道高等学校の一員として、未来にむけて羽ばたけるよう、しっかりと努めてまいりたいと考えておりますので、引き続きご指導をいただきますよう、よろしくお願いします。私が生徒だったときには当たり前だと思っていたことが実はとても貴重で特別なものであったと気付きました。今振り返ると、もっと充実した6 年間にすることができたのではないかと思っております。だからこそ、今この学校で学んでいる後輩たちには、充実した 6 年間を過ごしてほしいです。そのために私も日々、一人ひとりと真摯に向き合い、全力でサポートしてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。と思っています。また、授業の中で、我が家は洗濯物の干し方や畳み方が教科書とは違う、とか、シチューはご飯にかけるか否か、はたまたパンなのかとか、それぞれのご家庭の流儀?がしっかりご子息に受け継がれていて、とても面白いと感じます。小さな事かもしれませんが、そのような身近な違いを知ることが、視野を広く柔軟に考える力を持つきっかけになるといいな、とも思います。家庭科で学んだ「生きる知恵」がそれぞれの家庭生活で取り込まれ、消化され、自分のスタイルになってくれるように精一杯取り組んでまいります。どうぞよろしくお願いいたします。支えます。この大きな枠組みの中で、私の所属する生徒部は登校から校内での過ごし方、また放課後の班活動、そして下校まで、生徒の丸 1 日を見守ることになります。 私はその部長として、全員の学校生活を支えたい。そして、皆が日々を過ごす中で、本気になるきっかけに出会ってほしい。そう思っています。さらに、本気になるきっかけに出会った 1 人が、学校を大きく変化させるのだと信じています。私はその本気を支えたいと思っています。 「3.5%」これは学者による研究発表で、3.5%の人が本気で立ち上がると、社会が大きく変わるというものです。修道に当てはめてみると、クラスで 1 人や 2 人であり、学年であれば10人程度です。そんな少数の本気で集団は大きく変わるのです。 ここで部署について紹介してみます。修道には4 つの部署があり、教員はいずれかに所属しています。まず進路部と教務部ですが、お互い連携し勉強に関する部分を支えます。次に育成部と生徒部ですが、これも連携しその他の学校生活全般を新 生 徒 部 長 挨 拶新 任 者 挨 拶ご 退 職

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