修道学園通信 vol.116
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12345678910123456789108The Shudogakuen News vol.116安本 芳朗(保健体育科教科主任)遠藤 伸彦(進路部長)東大京大セミナー報告宮島マラソン大会高校の部12.4km(宮島小中学校から入浜間往復)名 前タイム順位年組5年2組野田 和聖43:085年6組尾方 瞭介44:225年6組二村 洸斗48:324年4組内藤 貴秀48:334年3組中島 瑛太50:385年6組竹中 悠瞬51:035年7組近藤 結人51:495年4組猪阪 拓宙52:075年5組三浦 佑介52:154年6組野田 拓海52:44座談会数学講義中タイム年組5年2組野田 和聖43:084年4組内藤 貴秀48:333年6組小椋 颯人22:182年2組藤島 一眞24:011年6組土肥信志朗24:43中学の部6.4km(宮島小中学校から包ケ浦間往復)名 前タイム順位年組3年6組小椋 颯人22:183年1組杉野 颯真23:343年2組三島 大知23:393年5組山根 大輝23:493年1組立岩 健蒼23:562年2組藤島 一眞24:013年6組國島 結斗24:053年5組安部 悠真24:132年2組栗久 稜央24:173年6組新開 悠貴24:18内部の情報を知る大事な機会になりました。また、東大、京大を目指すことの意味を知ることができました。大学をより身近に感じて、勉強により身が入り、継続的に頑張ろうと思えました。お忙しい中、ありがとうございました。」というものもあった。冬休み前にはセミナーに参加した生徒を集め、「セミナーから3カ月経って、あの時決意して継続できている勉強を先輩に報告する」という会を開いたが、かなりの生徒がそれぞれの決めごとを継続しているようであった。セミナーが一時的なイベントで終わらないよう、今後も継続的な働きかけを続けていきたいと考えている。 最後になるが、このセミナーには以前から、広島県の東部同窓会の先輩方から激励の差し入れをいただいている。今年は牛肉の差し入れがあり、2日目の昼食にビーフカレーとして生徒の食卓にのぼった。生徒の感想の中には「人生で一番舌鼓を打つカレーだった」というものがあった。感謝を申し上げたい。 大学生OBを含め、多くのOBの方々の思いを忘れず、指導を続けていきたい。 2024年8月19日(月)~21日(水)の2泊3日で、神石高原町の光信寺において東大京大セミナーを行った。生徒は2泊3日の間、食事・入浴以外には東大・京大の過去問を中心とした問題演習をひたすら続けるが、事前の打ち合わせの時から生徒には「2泊3日の合宿をすれば東大京大に合格するなら誰でも合格する。肝心なのは3日間で『セミナーから帰った後で何をどう変えて継続するか』を掴むことだ。」と伝えている。 生徒に、1年半先にこの問題を解いて合格するためには普段から何を意識して勉強をしないといけないかを身にしみてもらう以外の目的が、合格した先輩の話を聞いてモチベーションを高めることである。予備校などでも「○○大学対策講座」のようなものは開かれているが、自分たちと同じ校舎で、同じ先生と勉強していた先輩の生の声を聞ける企画は他にはない。 昨年再開するまでの3年間はコロナで実施できておらず、大学1年生~3年生には自分が高2の時にセミナーに参加したことのあるOBはいない。人選が難航することが予想されたが、無理を承知で聞いてみた東京大学の理学系大学院2年生のOBが、昨年に続いて参加を快諾してくれ、予想していたよりも短期間でOB6人の参加が決まった。「是非参加したいんですけど、サークルの合宿が…。来年必ず声をかけて下さい。」という返事をくれるOBもおり、後輩のためなら夏休みの帰省期間を1日つぶしてでも参加してやろうという先輩たちの思いを感じた。 生徒が先輩に書いたものには「修道でただただ過ごしているだけでは絶対に知ることができない、受験の体験談や、大学の 冬休み前から、マラソントレーニングを授業で始めます。全学年が同じコースを(キョリに違いはあるが)走ります。その中で、初級は多くの人が全力を出さなければならないと頑張ります。ただ、中級になると全力を出さなくてもいいのではないかと思う人が増えていきます。それが上級になるとどうでしょう。初級と同じ全力ではあるが、それはどこか違うものがあります。大人の全力とでも言うのでしょうか。ちょっと先の、自分自身やクラスや仲間のことをぼんやりとイメージしているように見える、そんな全力を出せる人が増えてきます。 112号ではコースの情景に絡め、114号では自身の思い出に絡め、それぞれ行事での出来事が未来に繋がっていくと書かせてもらいました。体育科としては、体育祭、マラソン大会、そして授業、これらを通して心身のたくましさを育みたいと掲げています。行事のみならず日々の授業での取り組みも、自身や周囲の人の未来に影響を与えていくのではないでしょうか。そんな思いで授業の様子を私は見ています。 本番の様子ではありませんが、授業の様子に触れることで、大会の報告とさせてください。今回も多方面の協力により、無事開催できたことに感謝致します。ありがとうございました。学年優勝名 前マラソン大会総合成績行事報告

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