法理工九州大学法6■■■■ 遠藤 伸彦 昨年１2月に東京大学・京都大学が発表し、来年１月の令和7年度大学入試共通テストから導入される「情報Ⅰ」の各大学の配点がほぼ出そろった。ネット上などには、共通テストだけの配点割合をまとめた情報、前期も後期も同列に並べた情報、「情報Ⅰ」の受験が必須の学科も選択の学科も同列に並べた情報など様々な情報が公開されている。後期試験の個別試験（2次試験）が「数学」１科目から「情報」１科目に変更され、共通テストとの合計で「情報Ⅰ」の割合が55.5６％になる広島市立大学情報科学部の後期試験をはじめ、公立大学や後期試験などに高い配点の大学もまれに見られるが、まずは主要国公立大学前期の受験を最優先に考えるべきである。「情報Ⅰ」受験を必須とする前期試験だけに注目するならば配点の割合はさほど高くない。いくつかの大学・学部の前期試験の「情報Ⅰ」の配点割合を紹介しよう。「＊」はその大学で割合が最も高い学部を指す。 仮に総合点（共通テスト+個別試験）の６％が「情報Ⅰ」の学科を受験するとして、共通テスト「情報Ⅰ」の全国平均が半分(50点/１00点)だと仮定すると（今年度の共通テストの半分以上の科目の平均点は55.0％以上）、8割取れた受験生は総合点の４.8％の得点となり、全国平均しか取れなかった受験生の3％との差は１.8％となる。修道生が普通に勉強すれば全国平均は取れるだろうと考えるならば、時間とエネルギーは、「情報Ⅰ」を5割から8割に上げることと数学や英語を総合点の１.8％上げることのどちらに優先的に使うべきだろうか。実際には前期試験の「情報１」の配点を総合点の６％以上に設定している大学・学部・学科はほとんどなく、全国平均を取るくらいの勉強をしておけば大きな差はつかないと考えるべきではないだろうか。本校では、夏休みの補習にも情報の講座を設定し、生徒のタブレットからいつでもプログラミングなどの演習ができるソフトを全員に導入している。まずは自分が志望する可能性のある大学・学部・学科の配点を大学のホームページなどで確認し、共通テスト「情報Ⅰ」が入試合否結果を左右するかのような話に翻弄されないように気をつけたい。大学東京大学全学部京都大学経済広島大学法山口大学人文学部・学科総合点情報Ⅰ割合（％）55085088512251025950107511751220130013001800280026002200600135012001100115015255050252570501001001001001001005010050経済理工芸術工経済医・医工・１類情報科教育・心理理・物理情報工・全学科備考 2.0＊ 5.9＊ １.7 2.0 ４.9 5.3 2.3 2.１ 5.7＊ 3.8 7.7＊ 5.６ 3.６ 3.8 ４.5１６.7＊ 3.7 8.3 ４.5数学・情報から選択結 果：中学 金管8重奏 金賞 高校 打楽器8重奏 金賞 高校 管楽8重奏 銅賞コンテスト中国大会主な班活動報告（2024年1月～５月）スカッシュ班大会名：JOCジュニアオリンピックカップ 第28回全日本ジュニアスカッシュ選手権大会日 付：2024年３月27日〜29日結 果：アンダー15 鴫田 尚明 2位 アンダー17 津島 義親 4位少林寺拳法班大会名：第27回全国高等学校少林寺拳法選抜大会 出場日 付：2024年３月22日結 果：男子団体演武の部 出場 男子自由組演武の部 梶川 要 仲 晃平 出場 男子規定組演武の部 大原 豊生 川野龍汰郎 出場 男子規定単独演武の部 伊藤 悠希 岡田 孔 出場書道班大会名：第7３回全日本学生書道展 中学生の部結 果：川合 悠介 文部科学大臣賞（全国1位） 荒木 淳孝 読売新聞社賞 （全国4位）スクールバンド班大会名：第47回全日本アンサンブル自転車競技大会名：令和5年度全国高等学校選抜自転車競技大会日 付：2024年３月26日〜29日結 果：種目ケイリン、ロード 福永 航平 出場共通テスト「情報Ⅰ」について見よや修道魂を
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