9 5年 伊藤悠希 男子規定単独演武の部(1位) 5年 岡田 孔 男子規定単独演武の部(2位) 4年 上川誠人 男子自由単独演武の部(4位) 4年 石田琢磨 男子自由単独演武の部(6位) 5年 大原豊生・5年 川野龍汰郎 男子規定組演武の部(1位) 5年 梶川 要・5年 仲 晃平 男子自由組演武の部(2位) 【団体】 演武の部(1位)文 化 班■書道班9月 第45回全国公募千字文大会 5年 坂井彰太 毛筆 中学・高校の部(文部科学大臣賞・全国1位)■スクールバンド班8月 広島県吹奏楽コンクール 中学 フェスティバル部門 最優秀賞 高校 A部門 金賞・県代表 全日本吹奏楽コンクール中国大会 高校 金賞11月 中・高 広島県吹奏楽連盟「ローリエット表彰&演奏」 (はつかいち文化ホールウッドワンさくらぴあ) 1年間の功績により広島県吹奏楽連盟より顕彰表彰12月 広島県アンサンブルコンテスト 中学 金管8重奏 金賞 県代表 管楽8重奏 金賞 木管8重奏 金賞 高校 打楽器8重奏 金賞 県代表 管楽8重奏 金賞 県代表 クラリネット8重奏 金賞 (第3位…同一校代表2チームまでの規定により代表ならず)■社会班9月 第62回地図ならびに地理作品展 地理模型の部 (「1:25000日光一帯」が、県最優秀賞にあたる「国■文芸班〈中学・高校〉 2023年夏開催 第34回広島県高等学校文芸コンクール 5年 津田航佑 短歌部門(最優秀賞) 6年 蓮池将真 随筆部門(佳作)をはじめとして、土地理院長賞」を受賞)全6部門で受賞■ワンダーフォーゲル班6月 広島県総合体育大会(登山) A隊(第2位)B隊(第2位)9月 中国大会県予選(宮島・弥山) A隊(第2位)B隊(第2位)10月 中国大会(鳥取県氷ノ山)出場 12月 全国高等学校選抜スポーツクライミング選手権大会 5年 猫島榮仁(86位)狩野祐輔(89位)■放送班5月 6年 門野陽飛 NHK杯全国高校放送コンテスト (広島県大会出場)そ の 他■自転車5月 第76回広島県高等学校総合体育大会(自転車競技) 4年 福永航平 トラック競技(200mTT)(4位) 5年 秋本凌佑、4年 福永航平 ロード競技 (出場)6月 第55回中国地域高等学校対抗自転車競技選手権大会 4年 福永航平 トラック競技(出場)6月 令和5年度中国高等学校対抗自転車競技道路競走大会 5年 秋本凌佑(19位) 4年 福永航平(7位)10月 令和5年度広島県高等学校新人自転車競技大会(ロードの部) 4年 福永航平(2位)11月 令和5年度広島県高等学校新人自転車競技大会(トラックの部) 4年 福永航平 ケイリンの部(1位)■体操競技6月 特別国民体育大会中国ブロック大会 体操競技会 6年 仲田竣一 体操競技 少年男子団体(2位・国体出場)8月 令和5年度全国高等学校総合体育大会「翔び立て若き翼 北海道総体 2023」 6年 仲田竣一 体操競技 男子個人総合(171位/259人)9月 特別国民体育大会「燃ゆる感動 かごしま国体」 6年 仲田竣一 体操競技 少年男子団体 (広島県選抜選手として出場)■国語科〈中学〉10月 第34回伊藤園お~いお茶新俳句大賞 2年 椎木徹真(中学生の部 大賞)遠藤 伸彦(進路部長)進路大学入試共通テストについて 2024年1月13~14日、4回目となる大学入試共通テストが行われた。2年前の第2回がセンター試験を含めて史上最低の平均点となり、昨年は平均点が上がって初年度程度になったものの、関係する者とすると、心のどこかに「2回目の再来」に対する恐れが住み続けていることは否定できない。結果とすると、予備校の推測では平均点は昨年よりも文系も理系も4~9点上昇となっており、得点率80%以上の受験生の数も文系理系とも昨年比110%程度と見込まれている。新聞記事の中で、ある予備校関係者は、共通テストも4回目で「こなれてきた」と表現している。 とはいえ、問題が簡単になったわけではない。英語のリーディングの平均点はここ4年間で、58.60 → 61.80 → 53.81 → 51.54と下落傾向が継続している。リスニングの平均は56.16 → 59.45 → 62.35 → 67.24と上がり続けているが、リーディングとリスニングの配点100点:100点を、ほぼ半分の国公立大学が3:1や4:1に換算していることを考えると、リーディングの難化傾向継続の影響は小さくないだろう。また、リーディングの総語数が昨年よりも200語増加して6300語であったと報道されている。センター試験であった2018年の「英語」は共通テストと同じ80分で4400語程度であり、更に2010年のセンター試験の「英語」は3500語程度であったのと比べると、語数の多い英文中から必要な情報を読み取る力を求める「共通テストらしさ」の傾向は続いている言えるだろう。 一方で、以前公表された共通テストのモデル問題で、国語において駐車場の契約書という「実用的文章」が扱われて大きな話題となり、いつか出題されるのではないかと考えられているが今回も出題はなかった。今後、忘れた頃に出題される可能性もあるだろう。 今回、2年続けて総点の平均点が上昇したが、それはリスニングや10点以上平均点が上がった国語によるもので、「共通テストらしさ」の出題は継続しているととらえるべきである。大量のデータから必要な情報を見つけ出す力は、「答えを覚える」的な学習では身につかないことを肝に銘じる必要がある。トピックス共通テスト『情報』について 1年後の共通テストから「情報」が導入される。各大学が100点を何点に換算するかの発表は、2年前発表の原則を度外視して大幅に遅れたが、昨年12月に東京大学が発表して主な国公立大学が発表したことになる。共通テストでは1000点中100点の10%であるが、問題なのは各大学が自由な割合で換算し、個別試験(「2次試験」)と合わせた時の総合得点の中の比率である。学部・学科によって募集人数が違うために厳密な数値を出すことは困難であるが、非常に大雑把な計算を許していただけるなら、 東京大学 文系理系学部共通 2.0% 京都大学 文系学部平均 2.8% 理系学部平均 2.9% 九州大学 文系学部平均 3.0% 理系学部平均 2.9% 広島大学 文系学部平均 5.7% 理系学部平均 4.6%となる。仮に全国平均が50%として、修道生が普通に勉強して最低でも全国平均は取れるとすると、「情報」の勉強量によって差がつくのは、これらの割合の半分にあたる全体の1~3%程度と言うこともできる。その割合の差を心配して現役志向に走る必要があるだろうか。全国の現高校3年生は浪人すると1年後の共通テストに「情報」が入るために、特に中間層に現役志向が見られるとも言われており、来年の浪人生は大きく減るだろうとの予測も聞いている。 卒業生からは「修道のような空間で生活することは、一生の中で修道以外ではありえない」という声を聞く。大学はどこに行っても「まあ、こんなもんかな」という納得度のようだ。一度しか生きることのできない人生の選択を、あとで考えると取るに足りない「何か」に怯えて妥協の上で決断することなく、納得して決めることができるようサポートしていきたいと考えている。
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