修道学園通信 vol.114
4/12

4 81回生(青バッチ)は、「Blue sky is the limit(可能性は無限大)」をスローガンに、生徒たちの可能性を引き出すことをテーマに取り組んでいます。 学年の取り組みでは、修道をよく理解して学校生活を過ごしてもらうため、卒業生による講演会を企画しました。5月には、生徒・保護者を対象に、3月まで修道に通っていた大学1年生を招き、通信機器との関わり方や学習方法など、実体験をせきららに語ってもらいました。11月には、大学卒業して就職した社会人の卒業生(67回生)を招き、大学や社会に出てから、修道での経験がどのように役だったかを話してもらいました。保護者の方から質疑が絶えず、盛況のうちに終えることができました。 81回生のこの一年間を行事にそってふりかえります。 4月の遠足では、「豊平どんぐり村」でスポーツ大会を行い、プラバット野球やドッジボールをして、クラスメイトとの親睦を深めました。 6月の体育祭では、集団演技「修道体操」に取り組みました。放課後練習を重ね、息の合った演技をすることができました。 10月の林間学校は三瓶山に行きました。天候にも恵まれて予定し 8月と10月に平和学習のフィールドワークを実施しました。8月6日は国泰寺公園に集合し、8時15分に平和公園に向かって黙祷を捧げました。その後、周辺にある慰霊碑や資料室(市役所地下)を散策しながら修道に戻り、校内にある慰霊碑を参拝したり、被爆体験を語る元校長のインタビュー動画を見たりしました。10月7日は平和公園に出向いて、「PEACE PARK TOUR(VR体験)」と「資料館見学」と「碑めぐり」を2クラスずつ3交代制で実施しました。VR体験は初めての試みでしたが、個々の想像力だけでは届きにくかった当時の状況をよりリアルに体感することができ、事後アンケートでは、ただ、恐ろしかったという 2023年11月6日(月)から17日(金)にわたってFLP(Future Leaders Program)を行いました。単に英語を学ぶだけではなく、半年におよぶ事前学習で学んだことをいかし、「修道をよくするには?」「広島の未来について」など、様々な内容について英語で熱心に話し合ったり発表したりしていました。熱心で優秀な先生による授業と、多くの国からの留学生(何と37カ国!)によるサポートのおかげで、大変なスケジュールながらも一生懸命取り組むことができたように思います。最終日には保護者の方もお招きしてのファイナルプレゼンテーションを行い、未来の自分について身振り手振りを交えて堂々と発表しました。 生徒からは「英語への苦手意識がなくなった」「もっといろんな話をしてみたい」「海外に興味が出てきた」という声をたくさん聞きました。また、講師の方々からも「本当に素直で前向きな子ばかりですばらしい」との感想をいただきました。残念ながら、コロナていたスケジュールをすべて行うことができ、女三瓶登山では、全員で山頂に登り、地学で学習した火山地形や岩石を観察しました。キャンプファイヤーでは、1年生の有志や4年生の高校助手による余興で大いに盛り上がることができました。 298年祭では、「81回生フェスティバル」と題して、半年間の学習成果の発表の場を設けました。はじめての合唱祭は、学年閉鎖によって2週間足らずの練習期間でしたが、どのクラスも素晴らしい歌声を響かせてくれました。 12月、ドッジボールをしたクラスマッチでは、4月の遠足のときと違って、投げるボールも力強く、コートチェンジなども手際よく動くことができ、生徒たちの成長した姿を見ることができました。 これからも、生徒たちの無限の可能性を伸ばすべく、学年一同、取り組んでまいります。ことだけでなく、現在の当たり前にある平和を実感することができたようでした。また、10月頭にカッター研修の宿泊行事も2泊3日で実施しました。3日間とも天候に恵まれたため、予定していた研修を全て遂行でき、心身共にたくましくなり、月末に控えていた文化祭に向けてクラスの結束力を高める機会にもなりました。厳しい訓練のみならず、みろくの里を貸し切り、いつも以上に童心に返って、フルパワーで遊んでいました。もちろん教員も一緒に。これをご覧になっている頃には中級に突入しているため、これからも学習面に限らず、班活動や友人関係や家庭内での生活面などバランスを維持しながら成長してもらいたいと願っております。禍によりオーストラリアでの研修はできなくなりましたが、非常に有意義なプログラムだったと思います。この経験をいかし、これからの人生を切り拓いていってください。1年 学年報告2年 学年報告3年 学年報告中高下 亨(1年学年主任)山田 英輝(2年学年主任)町 一誠(3年学年主任)学年報告

元のページ  ../index.html#4

このブックを見る