修道学園通信 vol.114
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3■表彰私学連合会長賞・校長賞4組 小坂勇稀 温厚で誠実な人柄であり几帳面に行動する。また、常に冷静であり物事に対する判断もしっかりしており生活態度も堅実である。その上で他人の話に耳を傾けながら、自分の考えを失わない立派な人物で、周囲からも尊敬されている。学習面においても3年間極めて優秀な成績を収めた。5組 仲田竣一 向上心にあふれ、現状に満足することなく、「自分はきっと成長できるはず」という信念をもって行動することができる。学業成績も優秀である。5年時は大怪我のため出場できなかったが、インターハ 76回生金茶バッチの皆さん、卒業おめでとうございます。中級から学級担任として4年間を過ごせたこと、本当に、誠に、心から嬉しく思います。この学年を担当した最初の印象は、明るく真面目で先生達の話を良く聞く、良い生徒ばかりでした。私自身同じタイプの生徒だったので、とても共感できたことを覚えています。そんな皆さんだったからこそ運を味方に付け、コロナ禍でありながら殆どの行事を経験し、充実した6年間を過ごしてきましたね。これから自分の夢に向かって本気で進むと逆境が訪れます。挑戦しないと夢はつかめませんし、挑戦の先には成功か学びしかないのです。本当の失敗は諦めです。これまでは自分一人を幸せにする挑戦(能力の向上)がメインでしたが、これからは周りの人を幸せに出来る挑戦(人間性の向上)へとシフトして下さい。次に会う時は、人の支えになれる、夢や勇気を与えられる大きな大人なった姿を見せてくれると信じています。その日が来ることをワクワクしながら待っています。 76回卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。勉強、部活、行事などなど、それぞれよく頑張りました。みんなカッコ良かった。楽しい事ばかりではなかったにしても、楽しかった事はとどまることなく無限に頭をよぎりませんか。そうであることを願っています。2020年の4月に私がこの学年の担任になったのは、コロナ禍が始まったばかりの時期でした。休校、分割登校、オンライン授業、マスク生活…辛かったと思います。皆さんの倍ほど生きている私にとっても今までの人生で一番の異常事態でした。今年度になってようやく以前の日常が戻ってきたと感じます。よくぞこの未曾有の大ピンチを乗り越えて卒業までたどり着いてくれました。世界には課題がたくさんあって、きっとこれからも増えて、人類に立ちはだかってきます。近い将来、皆さんがそれぞれの立場で課題の解決に貢献してくれることを期待しています。コロナに勝った君たちならできる。世界を頼むぞ。みんながんばれ。「修道は2度おいしい」君たちと同じように修道で学んできた私の持論です。 1度目の「おいしい」は、この学び舎で過ごした6年間です。この6年間を通じて得た経験や友達は、これから更なる成長を遂げる君たちの大きな支えになります。 2度目の「おいしい」は、卒業後です。今後君たちはそれぞれの道を歩んでいくことになりますが、すぐに気づくことになります。行く先々に偉大な修道の先輩たちがいることに。私自身、これまでたくさんの先輩たちに助けられてここまできました。君たちが困ったとき、先輩たちは必ず力を貸してくれるはずです。しっかり頼ってください。そしてその次は、君たちが後輩たちを助けてあげられるようになってください。 最後になりますが、君たちと過ごした6年間は最高でした!ですが、私と君たちとの関係はこれからも続きます。次に会うときは、一緒に肩を組んで校歌を歌いましょう!見よや修道魂を!、と。 修道76回生の皆さん、卒業おめでとうございます。皆さんを送り出せることを大変うれしく思います。私が教員になった理由は「世界平和の実現」です。英語の授業や担任を持ったクラスではそのような話をしてきました。キミたちにはそれぞれのやり方で世界平和に貢献できるよう活躍して欲しいです。私はキミたちが5年生になったときから担任の一人として関わりましたが、温かく受け入れてくれたことに感謝しています。修学旅行や6年の体育祭で一緒にダンスを踊ったことは決して忘れられない大切な思い出です。私もキミたちからたくさんの事を学び、受験勉強に頑張る姿勢を見て「人生日々挑戦」という思いを強くしています。卒業しても、時々遊びに来てください。これからも、英語学習に励んでください。君たちが単語帳を開いて私の英語ダジャレを思い出してくれたら幸いです。キミたちと楽しい授業が出来たことは私にとって財産です。本当にありがとう!最後に一言、キミたちはGenius!校長賞4組 金井和樹 状況を把握した上で物事をできる限り多角的に分析しながら、問題と原因を突き止めることができる。また、周囲の環境や状況の変化に気付き、その変化に合わせる形で臨機応変に対応・行動することができる。学習面でも優秀な成績を収め、また、所属するバドミントン班でも熱心に活動した。「私学連合会長賞」は各私立学校の建学の精神を体し,優秀な成績をおさめ,他の模範となった卒業生一名に私立中学・高等学校連合会会長より贈られるものです。「校長賞」は「全国レベルの展示会・大会での優勝・入賞など,優秀な結果を残した者,もしくは社会的貢献度の高い行為,顕著な校外活動など,本校の名を高らしめる活動をした者」に校長より贈られるものです。6年1組担任 森山 透6年2組担任 吉村 誠司6年3組担任 廣田 将大6年4組担任 髙木 亮治 76回生の皆さん、御卒業おめでとうございます。皆さんとの関わりは1年限りでしたが、素直で真面目な皆さんが修道生活の締めくくりの年に大きく成長していく姿に接することができ、君たちをとても頼もしく感じました。さて、皆さん、これから人生における本当の試練が始まります。多様化の時代を迎え、人間社会は変容し続け、学問は異分野との融合が進み、組織は新しい価値を共に創り上げ生き残りを図っています。これまで以上に適応力が求められる時代が到来しました。しかし、どんなに困難な場に直面しても、これまで培ってきた修道魂で、諦めずに努力し未知の物事をどんどん経験してください。その苦労は、君たちの視野を広げ人間としての幅を広げてくれることでしょう。多くの痛みを乗り越えた人は、他人の苦しさが自分のことのように理解でき、他者を思いやることができます。皆さんが、「他人の心の痛みが分かって、他人のために行動できる人間」になってくれることを切に願います。 まだ高い「はじめまして」の声。画面越しのHR。誰もいない教室。マスク顔。おもしろ映像作品。「僕のこと」。駆け抜けた50脚。緑ワニの絵。生漫才。ピンボール。応援合戦。団長ソロ。奇声。豪華客船。屋久島の自然。水泳帽子。生涯忘れないステージ。食品販売の喧噪。鍋振り。笑顔の女装ダンス。虹色の髪。スリラー。カンナムスタイル。坊主軍団。真剣なまなざし。黒ずむ右手。20時に帰る背中。精神と時の部屋。土曜日の教室。「先生、サッカーがしたいです」。決起集会。最後の追い込み…。 ここは、「おめでとう」を伝える場所なのでしょう。でもやはり、君たちには「ありがとう」を伝えたい。君たちの側にいて、これだけ私の人生は彩られました。本当にありがとう。 これからどんな道を歩もうとも、この日々は誰にも奪えない。これからも自分らしく、かっこよく、自分の道を進んでほしい。しんどくなった?なら振り返ろう。いつだって、帰る場所がここにあるから。 それまでは、迷わずいけよ。いけばわかるさ。素敵な日々をありがとう。 76回生金茶バッチの皆さん、ご卒業おめでとうございます。4年間貴重な時間を皆さんと過ごせたことを大変嬉しく思います。Meetでの授業や面談、紙面では表現してはならないようなパフォーマンス等非常に刺激的でした。各イベントにも全力で、楽しく、臨機応変に対応する姿に、溢れる力の一面を感じることができました。たかが長縄、されど長縄といった感じですかね。私が主役の番組も制作してもらい、感謝感激です。 さて、修道を巣立つ皆さんにお願いします。今までと同様にこれからも様々なことに挑戦し続けて下さい。未来は私たちの手の中にあります。変化の予測が難しい現在、長期的なことよりも短期的で目の前にある夢に情熱を燃やして下さい。「忍耐」と「誇り」を携えて、間近にある何かしらと向き合っていきましょう。いつか振り返ったときにものすごいことになっているはずです。大いに期待していますよ。頑張れ76回生! 76回生の皆さんと出会って、もう6年が過ぎようとしています。あんなにも小さく頼りなかった君たちがここまで成長する様子を間近で見ることができた6年間、本当に幸せでした。色々なトラブルもありましたが、全体的には教員や友達と適切な距離感で接するのが上手な人が多い学年だったと思います。これからもっと広い世界に出て行く中で、その社会性・対人スキルをさらに高めていってください。最後に皆さんに一つ問題を出しておきます。「あなたを含む4人の前にホールケーキが一つ置かれています。切り分けるのはあなたで、どれを取るか選ぶのはあなたが最後です。自分の取り分を最大にするためには、どのように切り分けるべきでしょうか。」制限時間も模範解答もありません。この4人の関係は?「自分の取り分」とは?この問題の解き方はこれからの人生で何度も変わっていくことでしょう。正解を決めつけないこと。これが実は一番大切で一番難しいことかもしれません。イへの出場権を3年連続獲得し、6年時には広島県選抜に選出され、国体にも出場するなど、見事に復活した。■卒業式関係卒業証書授与  1組 油谷颯太答辞      1組 佐々木拓磨卒業記念品贈呈 8組 鰐部亮■卒業記念品6年5組担任 山口 明範6年6組担任 松本 涼介6年7組担任 立上 博之6年8組担任 西川 省吾新図書館大型書架私学連合会長賞・校長賞■ 76回卒業生への言葉(6年時担任より)■ 第76回修道高等学校卒業式 2024年3月2日(土)

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