修道学園通信 vol.112
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3校長賞6組 馬屋原 徹哉 穏やかな性格で人に対して優しく接することができる。ユーモアのセンスもあり、友人が多い。学習面においては、集中力があり、全ての教科において優秀な成績を収めることができた。また、剣道班、インターアクト班、英語班に所属し、主要メンバーとして活躍した。 75回生青バッチの皆さん、ご卒業おめでとうございます。入学当初小学生の匂いがまだしていた、あの青い青い皆が、「大人」のカテゴリーに突入する事実と6年間(新生メンバーは3年間)の成長の大きさを今噛みしめています。高1からウィズコロナの日常となり、授業、班活動、様々な行事の制限を受けた世代でした。修学旅行にも行けず、内心「何故自分たちだけ…」という思いもあったはずですが、腐らず元気一杯で走りきった青バッチを誇らしく思います。 様々な場面で「友」を大切にしていましたね。級友の落とし物でも小さいストラップや、衣類の落とし物なら柔軟剤から持ち主を察知できるほどの仲でした。身も心も裸の付き合いをした友は希有な財産です、今後も是非青バッチ同士支え合いながら切磋琢磨を続けてください。 結びに、「青は藍より出でて藍より青し」、上の世代を超え、天を仰ぐような成長を見せ続けて欲しい。 心にいつも修道魂を!見よや75回生!  コロナ禍で様々な行事が縮小や取り止めとなり、皆さん同様に私もとても落ち込みました。それでもなお明るく前向きな皆さんの姿にとても勇気づけられました。落ち込むときも喜ぶときも仲間と一緒。優しく気遣いのある皆さんに、とても励まされました。修道での6年間を振り返ったとき、必ずしも楽しい事ばかりではなかったはずです。でもそれも仲間がいたからこそ乗り越えられたのではないでしょうか。「一期一会」。人生での出会いは必然です。卒業後は新たな世界、新たな人生を歩んでいきます。素敵な仲間と出会って、素晴らしい関係を築いてください。 修道は皆さんの「第二の実家」です。楽しい時は、修道のことも忘れるくらいに存分に楽しみ、辛い時や苦しい時は、修道はいつもここにあることを思い出してください。 皆さんの目の前にはどんな景色が広がっていますか。そんな話を聞かせてくれる日を楽しみに笑顔で見送ります。75回生の皆さん、卒業おめでとうございます。  75回生の皆さん、卒業おめでとうございます。初級は学年主任として、上級は学級担任として皆さんと多くの時間を共有できたこと、心から嬉しく思っています。嶋田には、「雨男」だけでなく「屁理屈」というイメージもあったかもしれませんね。自分では「屁理屈=考え方次第」と思っています。自分がどう捉えるかによって対象の見え方が変わる、すべては自分に起因している…と。コロナ禍になり、いろんなことが出来ないと嘆きたくなる世の中です。これしかできない…と思えば気持ちもへこむかもしれませんが、逆に考えれば「それならできる!」です。できることを常に発見し、前進してください。ゴミから恐竜を生み出したように、素晴らしいスタンディングデスクを作り上げたように、食品販売や仮装行列で仲間との絆を築き上げたように、日々何かを創造していってください。何かを生み出すことは本当に素敵なことです。きっとその先には最高の笑顔が待っていることでしょう。大人になった君たちの笑顔と再会できる日を楽しみにしています。  75回生(青バッチ)のみなさん ご卒業おめでとうございます。 みなさんとは、5年生で副担任・6年生で学級担任と、2年間の短いつきあいでしたが、みなさんの穏やかな雰囲気で楽しく過ごすことができました。コロナ禍で制約ばかりの困難な状況でも、文化祭や体育祭をやり遂げた団結力、これぞ『修道生』といった印象です。 これからは大人への第一歩として、自分の行動に責任を持つことになります。ときには、修道での常識が通用しないこともあるでしょう。しかし、この6年間で培った「修道魂」で乗り越えることができるはずです。 これからはじまる新生活は、自分自身を見つめ直し、新たな自分を発見するときです。多くのものに触れてたくさんの経験をしましょう。失敗を恐れず何事にもチャレンジしてください。これからの一層の活躍を心よりお祈りしています。 6年4組担任 中高下 亨■ 第75回修道高等学校卒業式 2023年3月4日(土)■ 表 彰私学連合会長賞・校長賞4組 小南 琢翔 礼儀正しく、誠実な人柄で、相手のことを考えて行動することができる。生活態度が真面目であり、一度決めたらすばやく行動に移し、最後までやり遂げる。学習面では向上心が強く、ひたむきに努力を続け、極めて優秀な成績を収めた。また、校外模擬試験でも、優秀な成績を収めた。「私学連合会長賞」は各私立学校の建学の精神を体し,優秀な成績をおさめ,他の模範となった卒業生一名に私立中学・高等学校連合会会長より贈られるものです。「校長賞」は「全国レベルの展示会・大会での優勝・入賞など,優秀な結果を残した者,もしくは社会的貢献度の高い行為,顕著な校外活動など,本校の名を高らしめる活動をした者」に校長より贈られるものです。6年1組担任 藤島 真介6年2組担任 小野 亮子6年3組担任 嶋田 勉 75回生の皆さん、御卒業おめでとうございます。教科担当として4年間、学級担任として2年間、皆さんのお世話をすることができました。コロナ禍、長い休校があり、学力に不安を感じた時期もありましたが、素直で真面目な皆さんが、遅れを物ともせず、目標に向かってひたむきに努力し、着実に学力をつけていく姿に接し、君たちをとても頼もしく感じました。さて皆さん、これから人生における本当の試練が始まります。答えのない課題が君たちの前に立ちはだかりますが、これまでに培ってきた修道魂で、課題から目をそらさずにぶつかっていってください。その努力は、君たちの視野を広げ、懐が深い人に成長させてくれることでしょう。多くの苦しみを乗り越えた人は、他人の苦しみが自分のことのように理解でき、他人を思いやることができます。皆さんが、「人の心の痛みが理解でき、人のために行動できる人間」になってくれることを切に望みます。  「元気だなー」これが皆の第一印象だ。林間学校では吉村クラスがシュールなお笑いを披露し、FLPでは165名!!がオーストラリアへ飛び、なかには南半球で迷子という貴重な経験をした班も。修学旅行のお楽しみ会には140人が出場希望(結局は中止、残念)、文化祭の女コンにも100名を超える出場者、秋のレクリエーション大会も大盛況…と、お祭り好きで元気な学年、という印象は変わらなかった。暗い話ばかりの時代、これは得がたい素質なので大切に(まあおとなしくしろと言っても無理だろうけど)。もうひとつ「努力できる子が多い」というのも最初に感じた印象。漢字検定や模試などで、少しずつ、でも着実に結果を出す姿を見ていると、これも間違っていなかったと思う。本当によくがんばった。それにしても皆の成長には驚かされてばかり。ぶかぶかの制服でおどおどしていたのが嘘のよう。私が6年連続で担任したのは皆が2度目、これが最後かもしれない。至らなかった部分を申し訳なく思うとともに、学校を巣立った皆が、それぞれの場所で元気に充実した毎日をおくっていけることを心から願う。ところで、これからもたくさん本読めよ!  今、皆さんは「歴史の証言者」として、終わりの見えない新型コロナパンデミック、ロシアのウクライナ侵攻等々の多くの悲劇や歴史的事件を目撃し、その中で全世界の指導者たちが正解のない選択を迫られ続けながら手探りで前進し続ける姿を目にしています。そして、修道生の皆さんの多くは、将来、そんな責任ある立場で決断を迫られる仕事に就く可能性が大だと思われます。だから、今世の中で起こっていることを、漏らさず記憶に刻みましょう。責任ある立場でベストな(少なくともベターな)選択をするためにはどうすればよいのか? 私が一つだけ言えるのは、「利他的に行動すること」です。(パンデミックや戦争の中で利己的人間が見せた醜悪極まりない姿を思い出してほしい。)「自分以外の大きなものを背負った時、人は限界を超えて努力することができる。」――無限の可能性を持って修道を巣立っていく皆さんにこの言葉を贈って、卒業祝いの言葉に代えたいと思います。  75回生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。君たちとは5年生からの付き合いになりますが、残念ながら授業がなかったため、私のことをあまり知らない生徒も多かったと思います。最初は私も悩みましたが、素直で明るい君たちと接するうちにその悩みはすぐに吹き飛びました。君たちのおかげで楽しい2年間を過ごせました。本当にありがとう。 さて、「この学年の印象は?」と聞かれれば、私はこう答えます。「宿泊行事や体育祭、文化祭などの学校行事はいつも悪天候で、修学旅行も行けなかった、運に見放された学年」と。ですが物は考えようです。こう考えましょう。“修道で人生の悪い運は全て使い切った”と。そして、これから幾多の困難がやってきても、この行き場のない怒りや哀しみを力に変えて乗り越えてください・・・そこまでポジティブにはなれないか(笑) でも、こんな風に苦い思い出も笑い話にできる日を私は楽しみにしています。みんな元気で、またいつか会いましょう!! ■ 卒業式関係卒業証書授与  1組 石井 友善答辞      5組 田尻 照治卒業記念品贈呈 8組 山近 涼真■ 卒業記念品6年5組担任 山口 明範6年6組担任 町 一誠6年7組担任 池田 健太6年8組担任 海江田 涼自学習用テーブル椅子一式私学連合会長賞・校長賞■ 75回卒業生への言葉(6年時担任より)

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