修道学園通信vol.109
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The Shudogakuen News vol.1096    中学卒業式  2020年度3年学年主任 名和原 寛 中学卒業式は、例年後期終業式後に3年生だけ残って体育館のメインアリーナにて行われますが、76回生284名は、昨今のコロナウイルス感染症に配慮し、代表者が放送室に集合して行われた式を、教室で視聴する形で実施しました。校長先生より代表者に卒業証書の授与、次いで私学連合会長賞の授与、校長賞の授与と続く式の中で、生徒一人一人が中学校生活を振り返るいい時間となりました。なお、私学連合会長賞は、各私立学校の建学の精神を体(たい)し、優秀な成績をおさめ、他の模範となった卒業生1名に私立中学・高等学校連合会会長より贈られるものです。また、校長賞は「他の模範となる成績を修めた者、又は貢献をした者」に対し、校長より贈られるものです。最後に、学年主任の言葉として、「大人は1日に35,000回の判断をしている。その1回1回で正しい判断ができるように、高校生活で自分を磨いていこう」と語らせてもらいました。次の一年が彼らにとって飛躍の年となるよう、心技体の充実を図っていきたいと思います。 1組 金井 和樹(かない かずき)  穏やかな気質で、落ち着いており、冷静な立ち振る舞いができる。周囲の級友からの信頼も厚く、十分な社交性も兼ね備えている。学習面では向上心が強く、ひたむきに努力を続け、中学3年間を通じて、極めて優秀な成績を収めた。また、校外模擬試験でも、優秀な成績を収めた。 3組 野尻 康介(のじり こうすけ)  第41回全国公募千字文大会 中学・高校書道の部で、文部科学大臣賞(全国1位)を受賞した。 3組 矢吹 太晴(やぶき たいせい)  第70回全日本学生書道展 中学生の部で、文部科学大臣賞(全国1位)を受賞した。私学連合会長賞校長賞2021年3月〜5月学校行事    入学式  2021年度1年学年主任 矢野 真司 4月7日、79回生(黄バッジ)を迎えるための入学式が行われました。 昨年同様、新型コロナウイルス感染予防のため、大きな声で校歌を歌えないなど様々な制約がありましたが、新入生の表情からは、これから始まる修道生活への大きな希望とやる気を読み取ることができました。田原校長からは「人と人とのつながりを大切にできる優しさと、世の中の新しい価値観を創造できる英知を身につけよう」という式辞を頂き、新入生の大きな目標の一つとなりました。また新入生総代からも、「どんな変化にも柔軟に考えて行動できるリーダーになるよう努力します」と力強い言葉がありました。 原子番号では79は「金」を表します。まだ原石である79回生が、この6年間でピカピカに輝くことを祈っています。 2021年度4年学年主任 名和原 寛 高校の新入生は6名でした。7名の担任団の前に座り、288名入学した中学生の隣で萎縮しているかと思いきや、適度な緊張感の下、堂々と式典に臨む姿はさすが修道高校に入学してきただけのことはあるな、と感じさせるものでした。総代は「人々を先導するリーダーを目指して日々努力する」と力強く宣誓文を読み上げてくれました。76回生全体がこの建学の精神を体現した人材として羽ばたいていけるよう、見守っていきたいと思います。

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