トピックス進路9The Shudogakuen News vol.108文 化 班■音楽班〈高校〉11月令和２年度広島県高等学校総合文化祭軽音楽部門 ５年生のバンドが第２位にあたる優秀バンド賞を獲得■書道班〈中学〉11月第70回全日本学生書道展 矢吹（３年）が文部科学大臣賞（全国１位）〈高校〉９月第42回全国公募千字文大会 岩田（５年）が文部科学大臣賞（全国１位）。西岡（４年）が静岡県教育委員会教育長賞（５位相当）■スクールバンド班〈中学・高校〉８月広島県吹奏楽フェスティバル（コンクール代替大会） 代替大会のため、表彰なし。11月第58回吹奏楽まつり 中学部門・高校部門ともに最優秀賞11月北広島ゲレンデ音楽祭 出演〈中学〉１月第44回広島県アンサンブルコンテスト（中学の部） 管楽８重奏が金賞・代表（１位）、金管８重奏が金賞・代表（２位）〈高校〉10月第44回広島県高校総合文化祭 広島県高等学校音楽祭 出演１月第44回広島県アンサンブルコンテスト（高校の部） サクソフォーン４重奏が金賞・代表（２位）、木管８重奏が金賞・代表（３位）、クラリネット８重奏が金賞（７位）■鉄道研究班〈中学・高校〉11月第12回全国高等学校鉄道模型コンテスト 理事長特別賞（５位相当）、YouTube配信特別賞■文芸班〈高校〉８月 第31回広島県高等学校文芸コンクール 各部門で奨励賞を受賞。詩：初島（６年）、俳句ならびに随筆：原田（５年）、小説：末田（５年）、文芸部誌：修道文芸班大学入学共通テストについて 一方で「形式の変更を意識した勉強をしていたが、思ったほど得点できなかった」とか「知識だけでは解けず、知識を運用する力が必要だった」などの声もあり、やはり、地力をつける努力を地道にした受験生が形式の変更に関係なく得点できたのだと感じた。 記述式の出題や英語民間試験の利用は、今回は延期されただけであり、中止が決定されているわけではない。今後、コロナの影響で先延ばしされてきた議論も進められていくであろうが、形式はどうであれ、ベースとなる力をつけた者が好結果を手にすることができるという、至極当然な「受験の真理」を再度肝に銘じたい。 2021年１月16・17日、初めての大学入学共通テストが実施された。当初予定されていた国語・数学での記述問題出題や英語での民間試験利用は2019年末に延期が決定されていたが、英語がリーディングとリスニングだけの出題になってリスニングの配点が高まるほか、国語や数学でも新しい形式や分野からの出題が発表されていた。事前に難化が予想されており、終了直後にも受験生から戸惑いの声が聞かれるなど難化の情報が流れたが、分析が進むにつれて平均点は昨年並みで、得点の分布にもこれまでと極端な変化はなく、受験生が「コロナで奮起？」との記事を掲載する新聞もあった。ストの対策」であることを紹介し、東大京大に合格した人でさえ、高１・高２時の学習内容に、予習・復習や定期テストの勉強を通じてもっときちんと身につけておくべき部分があったことに、高３になって気づいたのであろうことを示した。生徒からは「特別なことではなく、普通のことしか言っていない」との感想も聞かれた。東大京大が求めているのは、特別な何かではなく、当たり前のことを当たり前に、ただし「きっちり」「ぬかりなく」「突き詰めて」やる人間であり、シンプルに言えば定期テストで全科目で100点を「取りにいく」勉強をする人間と言えるだろう。生徒諸君には、当然やっている英数国の予習・復習、苦手分野の克服に加え、理科・社会も普段から予習・復習に取り組むよう求めた。実行に移してくれていることを期待している。 コロナ感染拡大に伴う休校分の授業を補うために夏休みが短縮され、例年５年生を対象に行ってきた東大京大セミナーは中止となった。それを少しでも補おうと、学年から「東大京大セミナー代替行事」が企画され、11月の土曜４日間を使って実施された。実際のセミナーと同じ英語・国語・数学の３教科で、各教科トータルで280分にわたり、東大京大の過去問などを教材とした授業が行われた。これはセミナーで予定されていた各教科トータル300時間にほぼ匹敵する。東大コースには35人、京大コースには29人が参加し、生徒たちは超難関大の入試問題のレベルに戸惑いながらも真剣に取り組み、積極的に質問もしていたと聞いている。 進路部からは、教育関係の会社が東大京大に実際に合格した大学生にしたアンケートの中の「高１・２の学習で大切だと思うこと」への答えが、第１「授業の予習・復習」、第２「苦手科目の克服」、第３「定期テ東大京大セミナー代替行事報告遠藤 伸彦（進路部長）
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