修道学園通信vol.1024
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4The Shudogakuen News vol.104学校行事 7月23日~26日までの3泊4日で、平成最後の林間学校を行いました。初日から天候に恵まれ、テントを張ったり、飯盒炊爨をしたり、順調に行程をこなすことが出来ました。しかし、2日目の全員登山は、異常な最高気温による熱中症を考慮し、常に日陰のある約2時間ほどの登山コースに変更しました。どんなに過酷な天候でも、仲間と共に励まし、助け合えば乗り越えられることを、三瓶山という自然の中から学びました。3日目のコース別研修は、約140名が希望登山コースを、約100名が島根県の学芸員による解説つきの埋没林コースを、そして約40名が世界遺産の石見銀山コースを選択し、机上ではなく、実際に触れる歴史や地形の成り立ちに感動し、強い好奇心が生まれ、学識高い知識を得ることが出来ました。 特に大きな怪我や事故も無く、全員無事に広島に帰って来ることが出来ました。準備や現地でお世話になった先生方、そして高校生の助手たちにお礼を申し上げます。1年 林間学校池内  啓(1年学年主任) 7月21日から8月5日にオーストラリア研修を行い、中学3年生の希望者52名が参加しました。初日にホストファミリーと会ったときはとても緊張した様子でしたが、どの家庭も温かく迎えてもらい、楽しく過ごしました。各家庭で週末はバーベキューをしたり、動物園などに連れて行ってもらったりと現地の文化を肌で感じることが出来ました。英語の授業はUNSW(ニューサウスウェールズ大学)の語学センターで行われました。当然ですが、授業は全て英語で行われるのでしっかりと英語を聞き、また発表をする機会も多かったので、英語を話す力も向上させることが出来ました。特に最終日のプレゼンテーションでは、生徒たちの堂々と発表する姿がみられましたし、研修を通じてUNSWの大学生たちもこの研修に大いに関わってくれて、素晴らしい交流が出来ました。最後に、帰国したときの生徒たちの充実感を漂わせる表情が印象的でした。参加者全員がこの研修を通じて何かかけがえのないものを得て帰ったのだと確信しています。3年 オーストラリア研修高木 亮治(3年担任) 7月23日~25日にツネイシしまなみビレッジにて中2カッター研修を実施しました。豪雨災害の影響のため現地への移動や研修場所の状態が心配されましたが、無事に予定通りの研修を開始することができました。今年は全国的にも熱中症のニュースが後を絶たず猛暑の中での実施でしたので、生徒の健康と安全を第一に考えてカッターを漕ぐ研修時間を短縮しての実施にしました。さらに、2日目には全12艇をすべてロープで連結し、行程の約半分を警戒艇に牽引してもらったりもしました。心地よい風に、まるで遊覧船のような感じで、生徒達も笑顔でした。しかし最終日のレースでは生徒達の表情も一変。全力で漕ぎ、競い合う姿にたくましさを感じました。ここで得た協働の精神を今後の生活に活かしてくれることでしょう。 また、8月6日には平和学習を実施しました。73回目の原爆の日となったこの日、当時の修道中学2年生が建物疎開作業中に被爆した雑魚場町付近の公園に集合し、8時15分に黙祷をささげました。その後、被爆建物や慰霊碑などを見学しながら帰校し、クラス事に学校の慰霊碑に参拝しました。本校OBの下村幸男先生をお迎えしてのご講演では、生徒達へのメッセージも込められ、様々な思いを持つ時間となりました。自分の夢に向かって頑張ることができる今の平和を、決して壊してはならないんだと強く感じた1日になりました。2年 カッター研修および平和学習嶋田  勉(2年学年主任)

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