修道学園通信vol.102.
4/12

4The Shudogakuen News vol.102学校行事 7月24日から3泊4日の日程で、島根県三瓶山において1年生の林間学校を実施しました。三瓶に到着してすぐに西の原において男三瓶を背に各クラスで記念撮影をし、三瓶バーガーで楽しい昼食時間を過ごしました。キャンプ場にてテントを張り、飯盒炊さんも無事終了し、1日目を終えました。翌日の男三瓶登山を想像しながら就寝…まさにその時でした。まさかの大雨! 豪雨の中、テント泊をしていた4クラスの生徒がずぶ濡れになりながら国民宿舎へ緊急避難しました。翌朝は雨が上がっていましたが、全員登山を中止して自然館の見学をしました。なんと、この日の午後も大雨! 宿舎連泊となりました。3日目になりようやく天気が回復したので、予定していたコース別研修を変更し、全員で太平山へ行きました。残念ながら男三瓶山頂は真っ白で見えませんでしたが、原っぱでバッタを追いかけたり、リフトに乗って楽しそうな生徒の笑顔を見て、ようやく自然を感じることができたと感じました。キャンプファイヤーも無事開催。大盛り上がりで充実の3日目となりました。最終日は驚く程の快晴! 姫逃池周辺の草原を駆け回りました。4日間の思い出は…できなかった男三瓶登山? 昼食後のスイカ? やっぱり雨? いやいや、友達と過ごしたかけがえのない時間! ですよね。 7月24日から26日までカッター研修を行いました。今年度から研修場所が境が浜からクレセントビーチへと変更になり、宿舎となるみろくの里からは若干遠くなりました。初日カッターに乗り込みオールを漕ぎ始めましたが、なかなか全員の息が合わず悪戦苦闘。徐々に漕ぐことに慣れ少しずつスムーズに進み始めました。2日目は長距離を漕ぎます。研修場所が変わって距離が伸び片道9キロです。往路は潮の流れが逆で大変でしたが無事にシーパークに到着。生徒はこれで終わったような気になっていましたが、復路もあります。無風の中なんとかゴールへと戻ってきました。生徒たちは結構疲れていましたが、夜にはプールで元気に泳いでいました。最終日にはレースを行い1組が優勝しました。3日とも薄曇りという好条件で、夜には雨も降りましたが研修には全く影響はありませんでした。すべて予定通りで充実した研修となりました。 8月6日、平和学習を実施しました。当時の中学2年生が市内雑魚場町で建物疎開作業中に被爆され、多くの命が失われたことがこの学習に繋がっています。国泰寺公園に集合し8時15分に全員で黙祷を捧げ、学校に戻りながら被爆建物や慰霊碑を見学しました。学校ではクラス毎に慰霊碑に参拝をし、その後本校OBである下村幸男先生からご自身の被爆体験や後輩である生徒たちへのメッセージをお話し頂きました。日本を取り巻く状況が変わりつつある中で改めて平和の意味を考えた1日となりました。 2017年7月22日から8月6日までの約2週間、3年生59名がオーストラリアのシドニーにて研修を行いました。生徒たちは二人一組でホームステイをし、各家庭で温かく迎えられました。季節は冬のシドニーでしたがお天気に恵まれ、とても過ごしやすかったです。 現地ではUNSW(ニューサウスウェールズ大学)を中心に研修が進みました。初めての場所で初めて出会う人々とも物怖じせず交流する生徒たちの姿が印象的でした。UNSWの語学センターでは、普段の授業とは違った切り口で英語を学びました。生徒たちはオールイングリッシュで展開する授業に必死についていき、自分が表現したいことを試行錯誤しながら表現していました。 課外活動としては、Manly半島での環境保護プログラム、植物園でのアボリジニ文化の体験、大学施設の見学など多岐にわたり、生徒たちにとって自分の将来を考える貴重な機会となりました。 研修後「さらに英語を頑張りたい!」という声も多く、参加した生徒にとって刺激のある有意義な研修となりました。1年 林間学校嶋田 勉(1年学年主任)2年 カッター研修・平和学習皆戸 祥成(2年学年主任)3年 オーストラリア研修岡本 貴行(3年担任)

元のページ  ../index.html#4

このブックを見る