修道学園通信【春号】 vol.100
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The Shudogakuen News vol.1005 2016年7月23日から8月7日まで中学3年生の76名がオーストラリアのシドニーにて研修を行いました。 生徒達は二人一組となってホームステイをし、各家庭で温かく迎えられました。シドニーは冬でしたが暖かい日が続き、過ごしやすかったです。初めて海外に行く生徒も多く、最初は緊張していましたが、シドニーの人たちは明るく親切で生徒達もどんどん打ち解けていきました。 UNSWという大学の語学センターで授業を受けましたが、英語だけでなく、大学についても学びました。当然全て英語なので生徒達は必死でした。UNSWの大学生が授業をしてくれたり、校外活動に同行してくれたりしました。生徒達は大学や大学生への憧れを抱いたと思います。 授業の一環でManly(マンリー)という半島に行きました。そこで浜辺でのゴミ拾いを通じて環境問題について考えを深めました。他にも植物園に行き、アボリジニの文化を体験することが出来ました。アボリジニの伝統楽器であるディジィリドゥを触ることもでき、生徒達は大喜びでした。 研修最後のプレゼンテーションではそれぞれが調査したことを全て英語で話しました。また、パソコンでデータを作ってプロジェクターで投影しました。その堂々とした姿を見て、「2週間でこんなに自信がつくのか」と感動しました。  帰国する際のホストファミリーとの別れはつらいものでしたが、皆充実した研修を終えて日本に帰国しました。 8月22日、初の新幹線利用となった54名参加の東大見学ツアーは台風でした。しかし、さすがは修道魂を受け継ぐ者達。困難を乗り越え無事に到着しました。 工学部教授の濱口先生のリズミカルな講演の後、研究室見学、修道OBの座談会と、東大での生活に皆興味津々でした。嵐の中東京ドームホテルに到着。夜は修道OBの西畑氏(三井造船取締役常務)、古河氏(住友生命執行役常務)の貴重なお話を伺い、熱い質問が飛び交いました。 翌23日は薬学研究科の富田教授のお世話で、薬学部の研究室見学でした。その後キャンパスを班別で見学し、東大を後にしました。 東大に焦点を絞った今回のツアーは生徒達の意識を高めてくれました。 今年も8月18日~21日の3泊4日の日程で、神石高原町の「光信寺」「ゆっくら」において、東大京大セミナー合宿を実施しました。日本の最難関大学を目指す5年生の希望者56名が引率の講師12名とともに、勉強漬けの4日間を過ごしてきました。 国数英のハイレベルな講義に加え、山田高校教頭の訓話、東京から講師の先生をお招きしての進路講演会、春に東大、京大に現役合格したばかりの先輩達との座談会等を経験し、また、セミナー3日目には山縣亮太先輩の銀メダル獲得というニュースにも接し、ますます目標達成に向けて頑張って努力していこうという思いが固まったようです。 2018 年春の合格実績を楽しみにしていてください。3年 オーストラリア研修高木 亮治(3年担任)4年 東大見学ツアー城﨑 共陽(4年学年主任)5年 東大京大セミナー合宿桒本 潤(進路部長)

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