修道学園通信Vol.98
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The Shudogakuen News vol.9853年オーストラリア・ホームステイ研修城崎 共陽(3年学年主任)2015年7月23日から二週間、オーストラリアのメルボルン郊外の町で、ホームステイ研修を行いました。3年の生徒が35名、町のあちらこちらの家庭で寝泊まりをし、海外での生活を体験しました。ホームステイでは、最初こそ慣れない生活に疲労が出た子もいましたが、各家庭で愛されて、とても有意義な時間を過ごしたようでした。たいていの子達が、動物園に連れて行ってもらい、カンガルーやコアラとふれあったりしていました。そして、オーストラリアンフットボール観戦に連れて行ってもらったとか、おいしいものを食べに行ったとか、毎日楽しそうに報告してくれました。スタディセンターとなった小学校や中学校などに常駐させてもらって、文化や語学について学んだり、ゲームをしてコミュニケーションをとりつつ、時折、その学校の生徒とふれあう機会を持ちました。若いというのは一つの武器です。生徒達はお互いにすぐに打ち解け、休み時間は共に遊んだりしていました。また、ほかの学校の訪問や、フィリップ島へのピクニックなど、とても刺激の多い企画がたくさんありました。こうして良い思い出だけが積み重なったのでしょう、最終日のお別れの朝、多くの生徒がホストファミリーとの別れに涙していました。そして我々一行はお世話くださったゲイルとダイアナ、いつの間にかなじみかけたスタディセンターの人々や、ずっと見守り続けてくれた、南の空で輝く南十字星に別れを告げました。最後に、その後の生徒達は、そのときの生活を糧に、生き生きと勉強に取り組んでくれています。8月18日・19日に、参加生徒51名で2015度東大見学ツアーが実施されました。初日は、東大卒業後、現在東大大学院工学研究科の講師である修道OBの長藤先生(6年の時、私のクラスの生徒でした)のお世話で、工学部の3つの研究室を見学した後、ご自身の修道生活を踏まえたご講演をいただくことができ、大変好評でした。夜は、東京ドームホテルで同窓会関東支部の皆様のご協力のもと、修道OBによる講演会が実施されました。今年は、元造幣局理事長の新原氏と現東大野球部員の白砂氏の2名の方から大変貴重なお話を伺い、時間ぎりぎりまで生徒から沢山の質問が出ました。2日目は、薬学研究科の富田教授のお世話で、薬学部の研究室見学、模擬授業体験が行われました。その後、キャンパス内を班ごとに見学し、東大の食堂での昼食を済ませて、東大を後にしました。そして最後に生徒達の将来の活躍の場となる(?)都心が見下ろせる東京スカイツリーを見学してから、帰路につきました。この経験が、参加した生徒の皆さんにとって、自分のこれからを考える上での一助になってくれたらと思います。5年東大京大セミナー合宿桒本 潤(進路部長)8月18日から21日まで神石高原町「光信寺」「ゆっくら」において、東大京大セミナー合宿が行われました。昨年度までは2泊3日の日程でしたが、更に勉強漬けのセミナーにしようということで、今年から3泊4日で実施しました。過酷なスケジュールではありましたが、東大コース50名、京大コース24名の5年生が、ハイレベルな講義に挑み、毎晩遅くまで自習をして、最後までよく頑張ってくれました。今回の合宿を通じて、これから挑戦する目標の大きさを再認識するとともに、更に憧れを大きく膨らませることができたと思います。この経験が2017年の春にはきっと大きな花を咲かせてくれることでしょう。4年東大見学ツアー土岸 弘典(進路部庶務主任)

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