修道学園通信Vol.97
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The Shudogakuen News vol.973 大学卒業後、予備校講師・ユースホステルスタッフなど紆余曲折を経て母校へ帰って参りました。5年担任にワンゲル班参与と、充実した日々を送らせて頂いています。これまでの経験を生かしつつ新しいものも積極的に吸収し、人間的な深みのある「先生」になれるよう精進して参ります。 趣味は音楽鑑賞、歌舞伎鑑賞などで、コンサートや舞台を観に行くことが大好きです。修道はもちろん広島市にも来たばかりでまだまだわからないことも多くありますが、これから皆さんと一緒に私自身も色々学んでいきたいと思います。 8年前に修道を卒業し、この度母校の教壇に立つこととなりました。私は言語学の第二言語習得(日本語を母語とする我々が、いかにして英語を習得できるか)という分野の専門です。6年間という短い時間が皆さんにとってかけがえのない瞬間となるよう尽力して参ります。 1年生と4年生の音楽を担当します。歴史と伝統のある修道学園で教鞭をとらせていただくことを大変光栄に思うと同時に、「音楽」という教科を通して生徒自身の自分を表現する力に少しでも手助けできるよう一生懸命務めて参ります。 「こんな勉強何の意味があるの」よく聞く言葉です。目の前にある事実は何を言おうと変わりません。その事実とどう向き合うかは自分の気持ち次第です。「こんなことやっても意味がない」と嘆く人ではなく、やることに意味を見いだせる人に成長するお手伝いをしていきますのでよろしくお願いします。 3年生の政治を担当します。私は教師生活一年目の新米教師ですので、まだまだ未熟かと思いますが、皆さんと関わりを深めながら日々成長していきたいと思います。非常勤のため話す機会が少ないかと思いますが、見かけた際はぜひ声をかけてください。 本年度より書記として事務室財務課にて勤務いたします。夢と希望に満ちた学校という場で働けること、大変光栄です。生徒の皆さんが全力で勉強や班活動に取り組めるよう、縁の下の力持ちとしてサポートしていきます。今後ともよろしくお願い致します。 2年生と4年生の物理を担当します。母校である修道学園にて教鞭をとる機会をいただき、大変光栄に思います。基礎物理学の学力定着はもちろんのこと、物理学の「楽しさ」を味わうことのできる授業を展開していきますので、よろしくお願いします。坪井 悟(理科) 生徒として6年間、教員として36年間、この修道学園で過ごすことができて、本当に幸せでした。数え切れない多くの人々との出会いと様々な出来事が、私の身体の血となり肉となり、私の心を支えていることを実感しています。最後の2年間は、初級の学年主任を務めさせて頂き、充実した日々を過ごすことができました。私の力不足の部分はスタッフ全員で支えてくれました。生徒の皆さんが元気よく学年を盛り上げてくれました。保護者の皆様が本校教育の趣旨を理解し協力して下さいました。生徒の皆さんが進級しても、これまで通り、離れた場所から声援を送りたいと思います。 退任式では、全校生徒に向けた最後のメッセージとして、本校校名「修道」の由来について、以下のようなお話しをさせて頂きました。「天の命 之を性と謂う」…人は皆、生まれながら人としての生き方(心を持った生き方=性)を天から授かっている。「性に率う 之を道と謂う」…天から授かった個性を自ら探り出し、追求する過程を道と謂う。「道を修むる 之を教えと謂う」…道を修めるとは、理想を求めて個性をみがくことであり、教えを受け入れることで実現することができる。道を修め、教えを受け入れるために大切なことは、自己の至らなさを知り、他者の優れた部分を知る謙虚さである。学び取るべきことはどこにでもある。教えを受け入れることで個性をみがくことができる。「修道」に集い学ぶ皆さんに求めたいのは、成長しようとする「挑戦者の心」と教えを受け入れる「謙虚な姿勢」です。私から皆さんに送る最後のメッセージは『謙虚な挑戦者であれ』です。 私は『謙虚な挑戦者』としての決意を新たにして「修道」を旅立ちますが、お世話になった「修道」にどのように言葉を尽くしても感謝の気持ちを伝えきることはできません。ありがとうございました。感謝申し上げます。※その他、御手洗毅(国語科)、北川弘紀(社会科)、堀川千影(音楽科)、渡辺省自(英語科)、浅井友香(英語科)の5名の先生方が退任されました。小泉 健司(英語科) 生徒の皆さん、保護者の皆様、教職員の皆様、そして修道中学校高等学校同窓会の皆様、長い間本当にありがとうございました。様々な場面でその時々に応じて、心あるご支援を頂きました。私には全く予想もできないところでも沢山の方々のお世話になったと思います。お陰様で大変楽しい充実した日々を送ることが出来ました。本当に心から感謝申し上げます。 世界は今、沢山の課題を抱え、大きな変革の時をむかえています。その大きなうねりの中で教育を取り巻く環境も、東京オリンピックまでの五年間に、想像を遙かに超える変貌を遂げると感じています。時代の流れに乗って修道を更に発展させていくために、縁あって修道に関わって頂いている皆様の叡智を結集することが大切だと思います。皆様の豊かな経験値を使って、皆様の未来を、皆様が大切にしておられる人達との未来を、そして修道との未来を力強く発信し続けていって下さるようお願い申し上げます。私自身も微力ながら、私と修道との未来を発信していこうと思っています。今後ともどうかよろしくお願い申し上げます。退任者挨拶新任者紹介英語科西川 省吾常勤講師国語科植村 志保非常勤講師英語科岡本 貴行常勤講師音楽科山田 拓馬非常勤講師数学科田中 大翔常勤講師社会科海江田 涼非常勤講師事務室石田 真理書記理科(物理)長谷川 貴大非常勤講師今年度のPTA会長を務めさせていただくことになりました蔵田修と申します。高校副会長の三﨑和也さん、中学副会長の井田達成さんと私の3人で本年度のPTA運営を行うことになりました。どうぞよろしくお願いいたします。私は修道30回卒業生であり、約40年前に修道高校を卒業しました。この1年間、PTA活動を通じて「修道」というものを今一度体験し、楽しんでいこうと思っております。今年度(平成27年度)は学園創立290周年にあたります。10年後に300周年という大きな節目を迎えるに当たってのスタートと位置付けられる今年度の活動方針を「不易流行」としました。この言葉は俳句の松尾芭蕉の言葉で「いつまでも変化しない本質的なもの(不易)を忘れない中にも、新しい変化(流行)を重ねていくものを取り入れていく」という意味です。藩校からスタートした当学園が幾多の変遷を重ね、今や広島地区だけではなく全国的な有名校として成長してきました。そうした歴史と伝統の中で培われた「修道魂」は「不易」として変えることなく後進に伝えていかなければいけません。その一方で、少子高齢化、IT化、グローバル化という環境の変化には迅速に柔軟に対応していく必要があると思います。建学の精神のもと日々生徒に対して真摯に指導をしていただいている先生方の活動をこの方針のもと支えていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。PTA会長蔵田 修新PTA会長挨拶

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