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2008年09月17日

天文班  今年も頑張った! 夏の遠征観測

  今年も2泊3日の夏の遠征が8月11日から13日にかけて行われました。昨年と同じく,広島県最高峰恐羅漢山にある牛小屋高原に行きました。天体観測にとって暗い場所,高地での観測はとても重要です。今回の目的は12日に極大を迎えるペルセウス座流星群の眼視観測,撮影と星雲星団の撮影です。
  1日目は雲量もさほど多くなく,コンディションは良好でした。観測も,事前の準備を例年以上に丁寧に行ったことにより,難なく進むと思われましたが,夜露によりカメラレンズが曇ってしまい,又,その対策が不十分であったため,撮影はままなりませんでした。一方,流星群の眼視観測では,流星が多いときでは1時間に10個を超え,十分な収穫となりました。星雲星団の撮影においても,当初予定していたM22やM31などは撮影できませんでしたが,スバル(M45)等の撮影は成功しました。
  2日目は,夕方から時折小雨が降る怪しい天気が続き,夜も曇ってしまったため,ほとんど撮影が出来ませんでした。悪天候はどうすることも出来ませんが,まだまだ準備や班員の技術向上の余地はあると実感したので,次の遠征に生かします。
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